課題の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
課題
【読み方】
かだい
【意味】
①与える、または、与えられる題目や主題。
②解決しなければならない問題。果たすべき仕事。
2つ目は「うちらが解決しなあかん困った問題や、しっかりやりとげなあかんタスク」ってことやねんな。どっちも、何かをやりとげるための「お仕事」や「チャレンジ」って感じやな。
【語源・由来】
「課」は「仕事・勉強・税などを義務として割り当てる。」
「題」は「解答を求める問い。テーマ。」
【類義語】
問題、設問、宿題
【対義語】
期待、免除、解決、解答
課題(かだい)の解説
「課題」という言葉は、与えられるタスクや題目、あるいは、解決しなくちゃいけない問題ややるべき仕事を指す言葉なんだよ。
まず、最初の意味として、課題は与えられる、または自分で選ぶ特定のテーマや主題のことを指すんだ。学校でよく使われるような感じだね。たとえば、「論文の課題」っていうのは、書かなくちゃいけないレポートやエッセイのテーマや題目のこと。また、「課題図書」っていうのは、読んでレポートや感想を書くために指定された本のことを言うんだ。
次に、2つ目の意味として、課題はまだ解決していない問題や、これから取り組むべき仕事、タスクのことを示すんだよ。たとえば、「公害対策は今日の大きな課題である」というのは、公害対策っていうのが今私たちが直面している、解決しなきゃいけない大きな問題ってこと。そして、「緊急課題」っていうのは、今すぐにでも対応しなきゃいけない、とっても重要な問題やタスクのことだよ。
だから、「課題」という言葉は、考えたり、解決したり、取り組んだりするべき内容や問題を表しているんだね。
課題(かだい)の使い方
課題(かだい)の例文
- 目の前に大きな課題が立ちはだかっている。
- 春休みの宿題は無いと思っていたのに、新学年に向けての課題が出ました。
- 課題を一つ一つクリアしていくことで、成功に近づくと思っている。
- 視聴率をこれ以上下げないことが一番の課題だった。
- 人類が直面する社会的な課題に解決の道を示した科学者を賞した。
課題の文学作品などの用例
「課題」と「問題」の違いを解説
「課題」に似ている語に「問題(もんだい)」があります。
「問題」とは、
①解答を求める問い。試験などの問い。
②批判・論争・研究などの対象となる事柄。解決すべき事柄。課題。
③困った事柄。厄介な事件。
④世間が関心をよせているもの。話題。
という意味です。
「課題」も「問題」も、解決すべき事柄をいいます。
しかし「課題」は、「問題」を解決するために行うことをいいます。
対して「問題」は、本来あるべき姿になっていない要因のことをいいます。
また「問題」には、「話題。試験などの問い。」とう意味がありますが、「課題」にその意味はありません。
さらに「課題」には、「与える、または、与えられる題目や主題。果たすべき仕事。」という意味がありますが、「問題」にはありません。
「問題」は、答えを求める問いや、研究や論争の対象となる事柄を示す。また、困難や厄介な事柄、世間が注目する話題も指すことがあるよ。
一方で、「問題」は、もうちょっと幅広く使われる言葉で、「これはどう答えるん?」とか、「これ、どうやって解決するん?」っていう感じで使うんやな。試験の問いもそうやし、ニュースでよく言われる「最近の社会の問題」みたいな感じやね。要するに、「課題」はやることや目標、そして「問題」は解答や解決が必要なことや困難な事柄ってことやな。
そして二つ目は、我々が解決しなければならない問題や、成し遂げるべき仕事を示しているんだ。