鬼気の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
鬼気
【読み方】
きき
【意味】
恐ろしくて不気味な気配・雰囲気。
映画で見るような、ゾクッとするシーンとかに出てくる感じのことやね。
【語源・由来】
「鬼」は「この世のものとも思われない恐るべき存在。化け物。」
「気」は「何か特有のようす。」
【類義語】
(「鬼気迫る」の類義語)凄みがある、尋常ではない、気合が入っている。
鬼気(きき)の解説
「鬼気」という言葉は、すごく怖い、または気味の悪い感じや雰囲気を表す言葉なんだよ。
たとえば、深夜の静かな森や廃墟のような場所に、何か不気味な気配や雰囲気が漂っていると感じたら、それは「鬼気」を感じるっていうことになる。また、実際の鬼がいるわけじゃないけど、その場の雰囲気が、まるで鬼が出てきそうなくらいに強烈で恐ろしい、そんな感じを受けることを「鬼気がある」と表現するんだよ。このような場面は、特にホラー映画や怖い話などで、その場の雰囲気を表現するのに使われることがあるね。
「鬼気迫る光景」という言葉を使うときは、その場面や光景が非常に怖かったり、圧迫感があったりすることを言いたいときに使うんだ。たとえば、暗闇の中で何か不気味なものが動いているシーンや、人々が驚愕して逃げ惑うような、そういったシーンや状況を見たとき、その雰囲気や感じがとても強烈で、人々を驚かせたり、怖がらせることができるのが「鬼気迫る」っていう表現なんだ。
だから、「鬼気」という言葉は、非常に恐ろしい、または圧倒的な不気味さや恐怖を感じさせる雰囲気や状況を表しているんだね。
鬼気(きき)の使い方
鬼気(きき)の例文
- 闇夜の学校は、墓場並みに鬼気迫るものがある。
- 健太くんは鬼気迫る形相だった。
- 俳優の鬼気迫る演技に、観客は圧倒された。
- 鬼気迫る光景に言葉を失ってしまった。
- 態度が定まらない彼に対して鬼気迫る勢いで激しく決断を迫った。
鬼気の文学作品などの用例
「鬼気迫る勢い」とは?
「鬼気」は、「鬼気迫る勢い」という表現で使われることがあります。
「鬼気迫る勢い」とは、恐ろしく不気味な気配で圧倒してくるという意味です。
例えば、スポーツ選手がすごい集中してプレイしてる時や、人が何かに一心不乱に取り組んでる時なんかに使うんか。まるで、鬼が出てきたかのように迫力があるってことやね!
【例文】
- 追い詰められた健太くんは、鬼気迫る勢いで反論した。
- 痩せようと決意した健太くんは、鬼気迫る勢いでトレーニングに集中した。
- 世界一位を目指して鬼気迫る勢いで試合を重ねた。