係累の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
係累
【読み方】
けいるい
【意味】
①つなぎしばること。
②心身を拘束するわずらわしい事柄
③面倒を見なければならない親・妻子など。
いろんな意味があって、どれも人を拘束したり、面倒を見たりすることに関係してるんやな。
【語源・由来】
「係」は「かかわりをもつ。つながる。」
「累」は「かかわり合いになる。足手まとい。」
繋ぎ止めるものの意から。
【類義語】
家族、扶養者
係累(けいるい)の解説
「係累」という言葉は、いくつかの意味があるんだ。
まず、一番目の意味は「つなぎしばること」。これは、物事や人が何かに縛られて自由に動けない状態を表しているんだ。たとえば、ロープで手足をしばるように、何かに強く縛りつけられている状態を言うんだよ。
二番目の意味は「心身を拘束するわずらわしい事柄」。これは、自分の自由を制限したり、気にかけなければならない面倒な事情や問題を指すんだ。例えば、「係累を断つ」という言い方をすると、そういう面倒なことから自分を解放する、つまり、自由になるっていう意味になるんだよ。
三番目の意味は「面倒を見なければならない親・妻子など」。これは、家族や親戚など、自分が世話をしなければならない人々のことを指しているんだ。たとえば、「係累が多い」と言うと、世話をしなくちゃいけない家族や親戚がたくさんいる、っていう状況を表しているんだよ。
そして、「係累」という言葉は、「繋累」とも書くことがあるんだ。これは同じ意味の言葉だけど、違う漢字を使っているってこと。この言葉は、自分にとっての責任や義務、または面倒な事柄を表すときに使うんだ。
だから、「係累」という言葉は、物事や人を縛りつけること、自分の自由や行動を制限する面倒な事情、そして世話をしなければならない家族や親戚などを指す言葉なんだね。
係累(けいるい)の使い方
係累(けいるい)の例文
- ともこちゃんの家族は大家族で係累が多いです。
- 健太くんの係累は旧華族につながっている。
- ともこちゃんの係累に、この企業の役員がいる。
- 彼は引退し、係累に選挙地盤を継がせるつもりだ。
- 健太くんに、旅立ちを妨げるような係累はいない。
係累の文学作品などの用例
「係累なき」とは?
「係累」を用いた四字熟語に「係累なき」があります。
「係累なき」とは、面倒を見なければならない親・妻子などがいないことをいいます。
例えば、両親や妻子など、誰も面倒を見る必要のある人がいない状態のことを指すよ。
家族やら誰もおらんから、自分のことだけ考えて生きられるってわけやな。サッパリしててええやんけ、なんか羨ましいで~。
【例文】
- 係累なき健太くんとの結婚は、親戚付き合いがなく楽だった。
- 係累なき金持ちのご婦人を狙った詐欺被害が増えています。
次に、心や体を束縛して、自由に動けなくするようなわずらわしい事柄のこと。そして、最後に、家族のように面倒を見なければならない人たちのことを言うんだよ。