眼福の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
眼福
【読み方】
がんぷく
【意味】
珍奇なもの、貴重なもの、美しいものなどを見ることができた幸福。目の保養。
目で見るだけで、元気がもらえるとか、気分が良くなるとか、そんなんを言うんやね。これは、目の前の素晴らしいものを大事にしとけってことやな。
【語源・由来】
「眼」は「目。」
「福」は「豊かな幸運。さいわい。」
【類義語】
目の保養
眼福(がんぷく)の解説
「眼福」という言葉は、貴重なものや美しいもの、またはめったに見ることができない珍しいものを見ることができる時の喜びや幸せを表しているんだよ。
例えばね、とてもキレイな花火大会を見ることができた時や、有名なアーティストのライブを間近で観ることができた時、それはまさに「眼福」な瞬間だね。つまり、その美しいものや珍しいもの、貴重なものを見ることができて、自分の目を楽しませることができた。それを「眼福」と言うんだ。
また、目の保養とも言ったりする。これは、目にとってのリラックスや癒しのようなもの。普段の生活で疲れている目や心を、キレイなものやすてきなものを見ることで癒すという意味があるんだ。
「眼福にあずかる」という表現は、貴重なものや美しいもの、珍しいものを見る機会を得ることができた、という意味だよ。これは、自分がそのようなすばらしいものを見ることができたと感じる時に使う言葉なんだ。
だから、「眼福」という言葉は、目の前の美しいものや珍しいもの、貴重なものに出会えた時の特別な喜びや幸せを表しているんだね。
眼福(がんぷく)の使い方
眼福(がんぷく)の例文
- 見事な写真がたくさん展示してあり眼福に与った。
- 美しいともこちゃんの顔を見ることができて眼福だった。
- かかる古碑碣の美はただ眼福として朝夕之に親しみ、書の淵源を探る途として之を究めるのがいいのである。(高村光太郎、書について)
- 丹泉の俗物でないことを知って交っていた唐氏は喜んで引見して、そしてその需に応じた。丹泉はしきりに称讃してその鼎をためつすがめつ熟視し、手をもって大さを度ったり、ふところ紙に鼎の紋様を模したりして、こういう奇品に面した眼福を喜び謝したりして帰った。(幸田露伴、骨董)
- 重いがけぬ眼福の栄に与った。
眼福の文学作品などの用例
「眼福を得る」とは?
「眼福」を用いた表現の一つに「眼福を得る(がんぷくをえる)」があります。
「眼福を得る」とは、珍奇なもの、貴重なもの、美しいものなどを見る幸福を得るという意味です。
たとえば、テレビで有名な人が突然目の前に現れたり、すんごいキレイな夕日を見た時の、あのウキウキする感じやね。目で見て、ハッピーになる瞬間のことを言うんやな。
【例文】
- 美術館は、眼福を得たい人でごった返していました。
- 脚本は大したことは無いが、出演者がとにかく美しく、眼福を得るためのドラマだ。
目で見ることができる楽しみや喜びを指しているんだよ。