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「赫赫」の意味と使い方や例文!「赫赫明明」とは?(類義語)

赫赫の読み方・意味とは?(類義語)

意味

【二字熟語】
赫赫

【読み方】
かっかく

かくかく」とも読む。

【意味】
①赤赤と照り輝くさま。
②功名・声望などがりっぱで目立つさま。

二字熟語の博士
「赫赫」という言葉は、まず1つ目の意味として、物や光が強く輝き出る様子、まるで赤く光っているように見えることを指すんだよ。

2つ目の意味は、人の名声や実績が非常に素晴らしくて、多くの人から注目される状態を言うんだ。

助手ねこ
ええやんけ!つまり、1つ目は「すっごい明るくてキラキラしてる」ってことやな。太陽がぎらぎら光ってるのをイメージするわ。

2つ目は、「その人すごいで!みんなが注目してる」って感じの人を指すんやな。この言葉、なんやかんやで深いなぁ。

【語源・由来】
「赫」は「あかい。あかるい。かがやく。さかんな。」

【類義語】
燦、燦然、燦爛、玲瓏、皓皓、煌煌、炯炯

赫赫(かっかく)の解説

カンタン!解説
解説

「赫赫」という言葉は2つの意味があってね。真っ先に目に飛び込んでくるような、とても目立つものや状態を表すんだ。

まず、1つ目の意味は「赤赤と照り輝くさま」だよ。ここでの「赫赫たる日輪」っていうのは、太陽が空で特に明るく輝いている様子を指しているんだ。まるで夕日や朝日のように、空全体を赤く染めるほどの強烈な輝きをイメージするとわかりやすいよ。つまり、とても鮮やかで目立つことを強調しているんだね。

2つ目の意味は、「功名・声望などがりっぱで目立つさま」だよ。人が持っている特技や成果、評価などが、とても立派で目立つことを言いたいんだ。「赫赫たる武勲」で言えば、戦場での偉大な功績や、人々から尊敬されるような活躍をして、みんなから「すごい!」と認められている状態を指しているよ。ここで大切なのは、ただの成功や評価ではなく、その中でも特に目立つ、周りから見てもずば抜けていると感じられるものを指している点なんだ。

そして、読み方について、正確には「赫赫」は「かっかく」と読むのが一般的だけど、「かくかく」と読むこともあるよ。

つまり、「赫赫」という言葉は、物事や人がどれだけ目立つか、どれだけ特別かを強調するための言葉なんだね。それが「赫赫」という言葉の詳しい意味と使われ方なんだよ。

赫赫(かっかく)の使い方

健太
今日の月は赫赫明明としているね。
ともこ
すごくきれいね。
健太
太陽みたいに自分で輝いているように見えるね。
ともこ
今日の月は蛍光灯みたいにまぶしいわよね。

赫赫(かっかく)の例文

例文
  1. 赫赫たる戦果を挙げる。
  2. 健太くんは生徒の中で、赫赫明明としていました。
  3. 赫赫明明な彼は、誰よりもカリスマ性を備えていました。
  4. 暗闇の中で焚火だけが赫赫としていた。
  5. 赫赫たる実績を残せなかった。

赫赫明明(かくかくめいめい)とは?

赫赫」を用いた四字熟語に「赫赫明明(かくかくめいめい)」があります。

赫赫明明」は「はっきりとしていて、非常に明るく光り輝く様子。」という意味です。

明明」は、「はっきりとしている様子。」という意味です。

二字熟語の博士
「赫赫明明」という言葉は、非常に明るくて、はっきりとして輝きを放っている様子を指すんだよ。

太陽が真昼のように光り輝いているイメージだね。

助手ねこ
おお、それやったら、夜の真ん中でもまるで昼みたいにぱっと明るい感じか。

つまり、ものすごく明るくて、目立って輝いてるってことやな。夜の闇でも目をこらさずに見えるくらいの明るさってことか!ほんまに明るいんやな~。

出典は「詩経」(大雅・大明)で、周の文王を讃えた詩です。
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