激震の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
激震
【読み方】
げきしん
【意味】
①気象庁旧震度階級の震度7につけられていた名称。家屋の倒壊は30%以上に及び、山崩れ・地割れ・断層などを生じる程度の地震。
②(比喩的に)大きな衝撃。
そしてもう一つは、心にドカンとくるような衝撃的な出来事のことを言うわけやな。世界がひっくり返るようなビックリするニュースとかやね。なんや、一つの言葉でこんなに違う意味があるんやね。
【語源・由来】
「激」は「勢いが強い。はげしい。」
「震」は「地震。」
【類義語】
衝撃
激震(げきしん)の解説
「激震」という言葉はね、二つの意味があるんだ。
まず一つ目は、地震についての意味だよ。昔、気象庁が使っていた震度階級で、一番大きな地震を「震度7」と言って、「激震」と呼んでいたんだ。これはすごく強い地震で、家が30パーセント以上壊れたり、山が崩れたり、地面に大きな割れ目ができたりするような地震のことなんだよ。
二つ目の意味は、比喩的に使われるんだ。これは、何か大きな衝撃的な出来事が起こった時に使う言葉で、物理的な地震ではなく、人々の心や社会に大きな影響を与えるような出来事を表すんだ。例えば、「政界に激震が走る」って言ったら、政治の世界で何か予想外で、とても大きなニュースや事件が起こったことを意味しているんだよ。
ちなみに、「激震」という言葉は「劇震」とも書かれることがあるんだ。これは、書き方が違うだけで同じ意味を持っているんだ。
だから、「激震」という言葉は、実際のとても強い地震を指す場合と、何かがとても驚きや衝撃を与える出来事を指す場合があるんだね。
激震(げきしん)の使い方
激震(げきしん)の例文
- その選手が禁止薬物を使用していた件で、チーム内に激震が走った。
- ものすごい揺れだったので、震央部では激震だった可能性がある。
- コロナ発症で、その選手は急遽出場選手登録を抹消され激震が走った。
- 米下院議長の台湾訪問は、中国に激震を与えた。
- 社長の急死で社内に激震が走った。
「激震が走る」とは?
「激震」を用いた表現の一つに「激震が走る(げきしんがはしる)」があります。
「激震が走る」とは、大きい地震が発生すること、大きな衝撃を与えるという意味です。
つまり、何か予想外で強い影響を与える出来事があったときにこの言葉を使うんだね。
例えば、有名なスポーツ選手が突然引退するとか、大きな政治的なニュースがあったとか、そういう「うわっ、マジか!」って思うようなニュースに対して使う言葉やね。なんか、ドキドキする出来事が起こったときのことを言うんやな。
【例文】
- 相撲界で八百長疑惑が浮上し激震が走った。
- その店舗の大量閉店のニュースに、ファンの間で激震が走った。
- 前代未聞の出来事に激震が走った。
二つ目の意味は、比喩的な使い方で、「大きな衝撃」を表すんだ。これは文字通りの地震ではなく、人々の心や社会に大きな影響を与えるような出来事やニュースに対して使われる言葉なんだね。