【二字熟語】
凡庸
【読み方】
ぼんよう
【意味】
すぐれたところのないこと。なみ。平凡。また、その人。凡人。
【語源・由来】
「凡」は「ありふれた。なみ。ふつうの。」「庸」は「かたよらない。ふつう。つね。ふだん。」
【類義語】
平凡、人並み、十人並み
【対義語】
非凡、偉大
凡庸(ぼんよう)の使い方
ともこちゃん。文化祭の看板ができたよ。
凡庸でお客さんが来ない気がするわ。
どうすればいいかな?
もっと目立つように、派手にしてちょうだい。
凡庸(ぼんよう)の例文
- 健太くんは凡庸で面白みのない人だ。
- 凡庸な作品ばかりでつまらない。
- 最近の彼の映画は、凡庸なものばかりだ。
- 人がいいだけの取り柄がない凡庸な人。
- 凡庸な毎日が続くことが一番の幸せです。
「凡庸」と「汎用」の違いは?
「凡庸」に似ている言葉に「汎用」があります。
「汎用」は「一つのものを広く諸種の方面に用いること。」をいいます。
「凡庸」は「すぐれたところのないこと。なみ。平凡。また、その人。凡人。」という意味なので、「汎用」とは意味が全く違います。
「凡庸」と「汎用」は意味も使い方も違いますが、漢字表記が似ているため混同されやすいです。注意して使いましょう。