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「凡庸」の意味と使い方や例文!「汎用」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
凡庸

【読み方】
ぼんよう

【意味】
すぐれたところのないこと。なみ。平凡。また、その人。凡人。

【語源・由来】
「凡」は「ありふれた。なみ。ふつうの。」「庸」は「かたよらない。ふつう。つね。ふだん。」

【類義語】
平凡、人並み、十人並み

【対義語】
非凡、偉大

凡庸(ぼんよう)の使い方

健太
ともこちゃん。文化祭の看板ができたよ。
ともこ
凡庸でお客さんが来ない気がするわ。
健太
どうすればいいかな?
ともこ
もっと目立つように、派手にしてちょうだい。

凡庸(ぼんよう)の例文

  1. 健太くんは凡庸で面白みのない人だ。
  2. 凡庸な作品ばかりでつまらない。
  3. 最近の彼の映画は、凡庸なものばかりだ。
  4. 人がいいだけの取り柄がない凡庸な人。
  5. 凡庸な毎日が続くことが一番の幸せです。

「凡庸」と「汎用」の違いは?

凡庸」に似ている言葉に「汎用」があります。

汎用」は「一つのものを広く諸種の方面に用いること。」をいいます。

凡庸」は「すぐれたところのないこと。なみ。平凡。また、その人。凡人。」という意味なので、「汎用」とは意味が全く違います。

凡庸」と「汎用」は意味も使い方も違いますが、漢字表記が似ているため混同されやすいです。注意して使いましょう。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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