ことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語・漢字熟語を対象に、語源・由来、故事、古い用例、文献上の変遷、現在の意味へのつながりを研究。
「二字熟語の百科事典」では、二字熟語や漢字熟語を中心に、意味、使い方、例文、類義語との違い、場面に応じた使い分けを分かりやすく解説している。
漢字熟語・二字熟語の研究と解説
漢字熟語は、同じような意味に見える言葉でも、使われる場面、文章の硬さ、相手に与える印象、文脈との相性によって適切な表現が変わる。二字熟語の百科事典では、単なる意味紹介にとどまらず、実際の文章でどのように使い分けるかを重視している。
特に、類義語との違いや細かなニュアンスの差を整理し、「どの場面ではどの熟語を使うのがふさわしいか」が分かる解説を目指している。小学生・中学生にも理解しやすく、大人が読んでも自然に納得できる言葉の説明を心がけている。
語源・由来、古い用例への関心
漢字熟語の解説では、語を構成する漢字の意味、熟語としての成り立ち、古い用例、文献上の使われ方、現代語としての意味用法をできるだけ丁寧に確認している。
国語辞典、漢和辞典、古典本文、近現代の文学作品、学術的な文献などを幅広く参照し、言葉がどのような意味をもち、どのような場面で使われてきたのかを整理している。意味が近い二字熟語についても、辞書的な説明だけでなく、実際の文章での使われ方や語感の違いを大切にしている。
専門領域
専門領域は、日本語学(ことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語・漢字熟語)を基盤とし、防災・危機管理(消防・災害情報)、デジタル人文科学(Web検索動向・デジタルアーカイブ)にもまたがる。
日本語学の領域では、ことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語・漢字熟語を対象に、語源・由来研究、故事研究、古い用例の収集、文献上の変遷、現在の意味へのつながりを主な研究テーマとしている。中国古典・漢籍・説話・古典文学・辞書・ことわざ資料・近世以降の実例などを幅広く参照し、言葉がどのような背景から生まれ、時代を経てどのように意味や表記、用法を変えながら定着してきたのかを文献学的に探究している。
Webメディア運営とデジタルアーカイブ
月間数百万PV規模のWebサイト『ことわざ・慣用句の百科事典』『二字熟語の百科事典』『四字熟語の百科事典』を制作・運営している。
Webメディア運営を通じて得られる検索動向やユーザー行動を分析し、読者がどのような言葉に関心をもち、どのような場面で言葉の意味や使い分けを知りたいと考えているのかを研究対象としている。こうした知見を、言葉のデジタルアーカイブ構築や知識の社会還元にも活かしている。
防災・危機管理との接点
元大阪市消防局消防士長として警防・予防業務に従事した経験と、防災士としての専門的知見を活かし、ことわざを防災・危機管理の観点から考察する「ことわざ×防災」の研究にも取り組んでいる。
ことわざ学会では『ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵』と題した研究発表を行うなど、ことわざ研究の知見を活かした災害文化の継承と防災啓発にも取り組んでいる。
著書・受賞
ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。
著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
関連リンク
・Researchmap
・公式ホームページ
・講談社 著書一覧
・Googleナレッジパネル





