看過の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
看過
【読み方】
かんか
【意味】
①大したことではないとして見のがすこと。大目にみること。
②見すごすこと。見おとすこと。
2つ目は、うっかり何かを見逃してしまうこと。たとえば、テレビの面白い番組を見逃してしまった、みたいな。二つの意味、しっかり覚えとこっと!
【語源・由来】
「看」は「みる。注意してよくみる。」
【類義語】
見て見ぬ振り、知らんぷり、素知らぬ顔、見逃し、座視、放置、黙認
【対義語】
摘発、重視、注目
看過(かんか)の解説
「看過」という言葉は、二つの異なる意味を持っているんだよ。
1つ目は、大したことではないとして見のがすこと。大目にみること。 この意味では、「看過」という言葉は、何かの間違いや悪いことを見ても、それを特に問題にしない、あるいは厳しく指摘しないことを指すんだ。たとえば、友達が小さなミスをしたけど、それを大きく取り上げないで「気にしないで」と言う時や、上司が部下の小さな過ちを指摘しないで見逃す時にこの意味で使われるよ。この場合の「看過」は、寛大さや理解を示す態度を表しているんだね。
2つ目は、見すごすこと。見おとすこと。 この意味では、「看過」という言葉は、何かを見落とす、気づかないで通り過ぎることを意味しているよ。たとえば、文書の中に間違いがあったけど、それに気づかずに読み進めてしまう時や、問題点があるのにそれを見逃してしまう時などにこの意味で使われることが多いよ。この場合の「看遠」は、注意不足や見落としを意味しているんだ。
だから、「看過」という言葉は、状況や文脈によって、寛大さや理解を示す態度、または注意不足や見落としのどちらの意味で使われるかを判断することが大切なんだね。
看過(かんか)の使い方
看過(かんか)の例文
- 看過すべからざる問題。
- 入札者の談合を看過する。
- これは看過できない事態だ。
- 学校側は、校内のいじめを看過してきたことを認めた。
- 看過できない悪行だった。
看過の文学作品などの用例
「看過できない」とは?
「看過」はよく「看過できない」という形で使われます。
「看過できない」とは「見過すことができない」という意味です。
例えば、友達が間違いをしてるのを見て、黙ってはおられへんとか、そんな感じやろ。要は、目の前のことをスルーできへんってことやな。
【例文】
- 自分が尊敬する上司がないがしろにされているのは看過できない。
- クラブ側は看過できない行為だとして契約を解除するに至った。
2つ目は、何かを見落とす、つまり、気づかずに見逃すことを意味しているよ。