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「悲哀」の意味と使い方や例文!「哀愁」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
悲哀

【読み方】
ひあい

【意味】
かなしむこと。かなしくあわれなこと。

【語源・由来】
「悲」は「かなしい。かなしむ。」
「哀」は「かなしい。かなしむ。うれい。」

【類義語】
ペーソス、哀愁、哀感

【対義語】
歓喜、喜び、喜悦

悲哀(ひあい)の使い方

健太
人生で初めて別れというものを経験したんだよ。
ともこ
悲しかった?
健太
心中の悲哀は、堪えられなくて泣き出したいほどだったよ。
ともこ
別れもあれば、素敵な出会いもあるわよ。

悲哀(ひあい)の例文

  1. 悲哀に満ちた眼差しをしている。
  2. 人生の悲哀を感じる。
  3. くたびれたスーツの背中にサラリーマンの悲哀が漂っている。
  4. 初恋の人に幻滅の悲哀を感じた。
  5. 一抹の悲哀が心に広がっていった。

「悲哀」と「哀愁」の違いは?

悲哀」に似ている語に「哀愁」があります。

哀愁」はもの悲しいこと。(例:哀愁を帯びた音色。哀愁が漂う。)

という意味です。

悲哀」も「哀愁」も悲しいことをいう語です。

しかし、「悲哀」は「あわれ」というニュアンスを含み、「哀愁」は「愁う(うれう)」というニュアンスが強いという違いがあります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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