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「断念」の意味と使い方や例文!「断念せざるを得ない」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
断念

【読み方】
だんねん

【意味】
思い切ること。あきらめること。

【語源・由来】
「断」は「たつ。たちきる。たえる。なくなる。」
「念」は「おもう。考える。おもい。」

【類義語】
あきらめる、思い切る、観念

【対義語】
執着

断念(だんねん)の使い方

ともこ
健太くん。生徒会の選挙に立候補するのをやめたの?
健太
ある生徒に説得されて立候補を断念したんだ。
ともこ
そんなの無視して立候補すればよかったのに。
健太
そうだね。結果はどうであれチャレンジするべきだったよ。

断念(だんねん)の例文

  1. 進学を断念する。
  2. 画家の道を断念する。
  3. A社の買収断念を発表した。
  4. 留学を断念する。
  5. 悪天候のため行方不明者の捜索を断念した。

「断念せざるを得ない」とは?

断念」は「断念せざるを得ない」という表現で使われます。

せざるを得ない」は「するしかない」という意味で、「断念せざるを得ない」とは「あきらめるしかない」という意味です。

【例文】

  1. 研究者になる夢を断念せざるを得ない
  2. 健太くんの決意は固く、説得は断念せざるを得ない
  3. ケガにより、選手生活続行を断念せざるを得ない
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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