【二字熟語】
断念
【読み方】
だんねん
【意味】
思い切ること。あきらめること。
【語源・由来】
「断」は「たつ。たちきる。たえる。なくなる。」
「念」は「おもう。考える。おもい。」
【類義語】
あきらめる、思い切る、観念
【対義語】
執着
断念(だんねん)の使い方
健太くん。生徒会の選挙に立候補するのをやめたの?
ある生徒に説得されて立候補を断念したんだ。
そんなの無視して立候補すればよかったのに。
そうだね。結果はどうであれチャレンジするべきだったよ。
断念(だんねん)の例文
- 進学を断念する。
- 画家の道を断念する。
- A社の買収断念を発表した。
- 留学を断念する。
- 悪天候のため行方不明者の捜索を断念した。
「断念せざるを得ない」とは?
「断念」は「断念せざるを得ない」という表現で使われます。
「せざるを得ない」は「するしかない」という意味で、「断念せざるを得ない」とは「あきらめるしかない」という意味です。
【例文】
- 研究者になる夢を断念せざるを得ない。
- 健太くんの決意は固く、説得は断念せざるを得ない。
- ケガにより、選手生活続行を断念せざるを得ない。