【二字熟語】
伝記
【読み方】
でんき
【意味】
①個人の生涯にわたる行動や業績を叙述したもの。
②古くから伝えられている事柄の記録。
【語源・由来】
伝えられている事柄の記録の意。
【類義語】
評伝
【対義語】
外伝
伝記(でんき)の使い方
ともこちゃんは偉大な功績を残して、後に伝記が出版されそうだね。
そうなったら、健太くんに書いてもらいたいわ。
プレッシャーだな。
健太くんなら変に脚色せずにありのまま書いてくれそうだもの。
伝記(でんき)の例文
- 偉人の伝記を読んでいる。
- ヘレン・ケラーの伝記が人気です。
- 北里柴三郎の伝記を読んで、医学を志すことにした。
- この伝記シリーズは、偉人のだらしない部分も書いてある。
- 伝記を読んだ後に、その子孫に会った。
「伝記」と「自伝」「自叙伝」「ノンフィクション」の違いは?
「伝記」に似ている語に「自伝(じでん)」「自叙伝(じじょでん)」「ノンフィクション」があります。
「伝記」と「自伝」の違いは?
「自伝」は、「自分で書いた自分自身の伝記。自叙伝。」という意味です。
「伝記」は、他人が個人の生涯にわたる行動や業績を叙述したものをいいます。
対して「自伝」は、自分で書いた自分自身の「伝記」をいう点が違います。
「伝記」と「自叙伝」の違いは?
「自叙伝」は、「自分の生い立ち・経歴などを、ありのままに自分で書いたもの。自伝。」という意味です。
「伝記」は、他人が個人の生涯にわたる行動や業績を叙述したものをいいます。
対して「自叙伝」は、自分で書いた自分の「伝記」をいう点が違います。
「伝記」と「ノンフィクション」の違いは?
「ノンフィクション」は、「虚構を用いず事実に即して作られた作品。紀行・ドキュメンタリーなど。NF。」という意味です。
「伝記」と「ノンフィクション」は、事実に即している作品という点が同じです。
しかし「伝記」は、他人が個人の生涯にわたる行動や業績を叙述したものをいいます。
対して「ノンフィクション」は、特定の人の生涯だけでなく、虚構を用いず事実に即して様々なことに焦点を当てて作られた作品をいう点が違います。