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「堂々」の意味と使い方や例文!「堂々巡り」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
堂々

【読み方】
どうどう

【意味】
①容儀などのいかめしく立派なさま。衆にすぐれているさま。
②つつみかくしのないさま。公然たるさま。

【語源・由来】
「堂」は「いかめしくりっぱ。さかん。」

【類義語】
超然、貫禄、威厳、勇敢、毅然

【対義語】
不審、姑息、卑怯、隠密

堂々(どうどう)の使い方

ともこ
健太くん。もっと自信をもって堂々としないとなめられるわよ。
健太
初日からなめられたら終わりだよね。
ともこ
空手部部長として背筋を伸ばして、堂々と挨拶するのよ。
健太
堂々と部長就任のあいさつをしてくるよ。

堂々(どうどう)の例文

  1. 元犯罪者ということで隠れて暮らしているのかと思ったら、堂々としていた。
  2. 彼は重要な試合のマウンドで堂々と振る舞っていた。
  3. 彼は王者相手に堂々とした戦いぶりをみせた。
  4. インタビュアーの方をしっかり見て、はっきりとした口調で堂々と取材に応じた。
  5. 元々自分のものなのだから、堂々と権利を主張する。

「堂々巡り」とは?

堂々」を用いた表現の一つに「堂々巡り(どうどうめぐり)」があります。

堂々巡り」とは、
①祈願のために、社寺の堂のまわりをめぐること。
②遊戯の一つ。多くの人々が手をつなぎ円陣をつくって一所をぐるぐるめぐるもの。また、直立して両手を挙げ、目を閉じて体をぐるぐると回すもの。
③同一の場所をぐるぐるめぐること。
㋐同じ議論などをいつまでも繰り返してはてしのないこと。
㋑国会の本会議での票決方法の俗称。各議員が演壇上の投票箱に投票して戻ってくるのでいう。

という意味です。

【例文】

  1. 話し合いは堂々巡りするばかりで何一つ決まらなかった。
  2. 頭の中では同じ考えが堂々巡りするばかりだった。