英傑の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
英傑
【読み方】
えいけつ
【意味】
知力、勇気などのすぐれている人。英雄豪傑。
昔話や漫画に出てくるようなヒーローや、たくさんの人が尊敬するような人物のことやな。
【語源・由来】
「英」は「すぐれている。すぐれた人。」
「傑」は「ひときわ優れた人。」
【類義語】
傑物、傑士、傑人、人傑、俊傑
英傑(えいけつ)の解説
「英傑」っていう言葉はね、とても優れた才能や勇気を持っていて、他の人よりもずば抜けている人のことを指すんだよ。つまり、特に頭が良くて、勇敢で、大きなことを成し遂げることができる人のことを「英傑」と呼ぶんだ。
例えば、「一代の英傑」っていう表現は、その時代で一番優れた人、つまりその時代を代表するような偉大な人のことを言っているんだよ。
だから、「英傑」っていう言葉は、他の人よりもずば抜けて優れていて、特に頭が良くて、勇敢で、大きなことを成し遂げることができる人のことを表しているんだね。
英傑(えいけつ)の使い方
英傑(えいけつ)の例文
- 健太くんの名は、英傑として知れ渡っている。
- 彼は天下の英傑だ。
- 三英傑とは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のことである。
- 彼は偉大な英傑だ。
- 坂本龍馬は維新の英傑とされる。
英傑の文学作品などの用例
「英傑」と「英雄」「豪傑」の違いを解説
「英傑」に似ている語に「英雄(えいゆう)」「豪傑(ごうけつ)」があります。
「英傑」と「英雄」の違いは?
「英雄」は、
①才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人。
②「英雄家 (えいゆうけ) 」の略。
という意味です。
「英傑」も「英雄」も、知力、武勇にすぐれている人をいます。
しかし「英雄」は、常人にできないことを成し遂げた人という意味を含む点が違います。
「英傑」は、特に知力や勇気などが優れている人を指す言葉だね。それに対して、「英雄」は普通の人ではできないような偉業を成し遂げた人、つまり特殊な状況で顕著な成果を上げた人を指す言葉だよ。
それはつまり、「英傑」はその人自体がすごい、一方、「英雄」はその人がやったことがすごいってことやろ?
「英傑」と「豪傑」の違いは?
「豪傑」は、
①才知・武勇に並み外れてすぐれていて、度胸のある人物。
②ささいなことにこだわらない豪放な人物。また、一風変わった人物。
という意味です。
「英傑」は、英雄豪傑な人のことをいうので「豪傑」とほぼ同じ意味で使われます。
しかし「豪傑」には、「ささいなことにこだわらない豪放な人物。また、一風変わった人物。」という意味がある点が「英傑」と違います。
「英傑」と「豪傑」は、どちらも特別な才能や能力を持つ人を指す言葉だけれど、その強調点が少し異なるんだよ。
一方、「豪傑」は、その人の才知や武勇が極めて突出していて、その度胸が特筆される人を指すんだ。また、「豪傑」はささいなことにこだわらない豪放な性格や、一風変わった個性をも指すこともあるんだよ。
それに対して、「豪傑」はその人の頭の良さや勇気がめっちゃ目立つ人、そしてそいつは度胸もあるんやな。さらに、「豪傑」は小さいことにこだわらへんで、大らかな人や、ちょっと変わった個性の人をも言うんやな。