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「紛糾」の意味と使い方や例文!「糾弾」との違いは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
紛糾

【読み方】
ふんきゅう

【意味】
意見や主張などが対立してもつれること。ごたごた。紛乱。

【語源・由来】
「紛」は「ごたごたと入り乱れる。物事がもつれる。」
「糾」は「からまってねじれる。よじれる。」

【類義語】
混乱、混迷、無秩序、揉める

【対義語】
解決、収束、円満

紛糾(ふんきゅう)の使い方

健太
議論が紛糾する一方で、簡単に収まりそうにないね。
ともこ
これは日が明るいうちに終わりそうにないわね。
健太
もうジャンケンで決めればいいのに。
ともこ
ジャンケンが平和な解決方法かもしれないわね。

紛糾(ふんきゅう)の例文

  1. 議論は紛糾する可能性があり、事態の打開に向けた方向性を打ち出せるかが問われています。
  2. リニアモーターカーが、南北どのコースを通るかで紛糾した。
  3. 身だしなみ問題で、時代遅れという意見が出て議会は紛糾した。
  4. 条約案の否決で、内外に大いなる紛糾を惹起する。
  5. 労使交渉が紛糾し、経営者側がロックアウトを行った。

「紛糾」と「糾弾」の違いは?

紛糾」に似ている語に「糾弾(きゅうだん)」があります。

糾弾」は、罪や責任を問いただし、非難することをいいます。

紛糾」は、意見の対立によるごたごたをいいます。

対して「糾弾」は、非難することをいうので似ていますが意味は違います。