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凡例の読み方!「はんれい」と「ぼんれい」正しいのは?

凡例の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「凡例」があります。

問題

Q「凡例」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

凡例の読み方
  1. 「はんれい」
  2. 「ぼんれい」
  3. 「はんれい」と「ぼんれい」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「凡例」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「凡例」の読み方は、「はんれい」?「ぼんれい」?

読み方

凡例の正しい読み方は、「はんれい」「ぼんれい」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「凡」の音読みには「ボン」「ハン」があるので、どちらも読めそうです。

しかし、凡例の読み方としては「はんれい」が正しく、「ぼんれい」は間違いになります。

正解は、①の「はんれい」です。

広辞苑には「はんれい」の項目はありますが、「ぼんれい」はありません。

「凡例」の意味

意味

「凡」には「すべて」「みな」「おしなべて」の意味があります。「ありふれた」「なみの」などの意味もありますが、凡例では「すべて」「ひっくるめて」というような意味で用いられています。

一方、「例」には「きまり」「さだめ」の意味があります。「たとえる」「たぐい」「いつもどおりの」のような意味もありますが、凡例では「条例」と同じように「きまり」や「さだめ」の意味で用いられています。

つまり、書物のすべてにかかわる決まりということになりますね。

凡例の意味は「書物のはじめに出てくる、その書物の約束事や利用の仕方を箇条書きにしたもの」です。

凡例を用いた例文には「編集方針や記号の意味は凡例に記載する」があります。

まとめ

まとめ
  • 凡例の読み方は「はんれい」が正しい。
  • 「ぼんれい」と読むのは間違い。
  • 凡例は「書物のはじめに出てくるその書物の約束事や利用の仕方を箇条書きにしたもの」を意味する。