【二字熟語】
平凡
【読み方】
へいぼん
【意味】
これといったすぐれた特色もなく、ごくあたりまえなこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「平」は「特別の事のないこと。ふだん。普通。」
「凡」は「ありふれた。なみ。ふつうの。」
【類義語】
ありきたり、並、凡俗、俗
【対義語】
非凡
平凡(へいぼん)の使い方
健太くん。映画はおもしろかった?
平凡陳腐なトリックだったから寝そうになってしまったよ。
探偵もののトリックは出尽くした感があるわよね。
斬新なトリックの映画が見たいな。
平凡(へいぼん)の例文
- これからは、平凡に暮らしたいと願っています。
- 健太くんは、何よりも平凡を愛しています。
- 平凡で退屈だった毎日が、ともこちゃんの登場で大きく変わった。
- この作品は、平凡な発想でつまらないですね。
- 僕は平凡な高校生でしたが、大学デビューしまsた。
「平凡」と「普通」「凡庸」との違いは?
「平凡」に似ている語に「普通(ふつう)」「凡庸(ぼんよう)」があります。
「平凡」と「普通」の違いは?
「普通」とは、
1⃣[名・形動]特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。
2⃣[副]
①たいてい。通常。一般に。
②(「に」を伴って)俗に、とても。
という意味です。
「平凡」も「普通」も、ごくあたりまえという意味があります。
しかし「普通」は、「たいてい。通常。一般に。」、「俗に、とても。」という意味で使われる点が違います。
「平凡」と「凡庸」との違いは?
「凡庸」は、「平凡でとりえのないこと。また、その人や、そのさま。」という意味です。
「平凡」も「凡庸」も、特別の事のないことをいい、ほぼ同じ意味です。