【二字熟語】
補欠
「補闕」とも書く。
【読み方】ほけつ
【意味】
①欠けたり足りなくなったりした部分を補うこと。また、そのための予備の人員。
②薫物 (たきもの) の一種。沈香 (じんこう) ・丁字香 (ちょうじこう) ・甲香・鬱金香 (うこんこう) などを練り合わせたもの。
【語源・由来】
「補」は「欠けた所をつぎ足してうめる。足りない所をおぎなう。」
「欠」は「欠けている所。」
【類義語】
候補、代理
【対義語】
レギュラー、正式
補欠(ほけつ)の使い方
あれ。なんで選挙活動が行われているの?
議員が一身上の都合で辞めたから、補欠選挙をしているんだよ。
一身上の都合って、何をしでかしたのかしらね。
公にできないことだろうね。
補欠(ほけつ)の例文
- 定員に欠員があったため、補欠募集を行った。
- 東京都は層が厚く、補欠選手は他県ではレギュラーになることができる実力だ。
- 三年生を補欠にして一年生を出場させたことに批判が出た。
- 高野連のセンバツ選考で、準優勝校が補欠になり物議を醸した。
- 三年間の競技生活は、補欠としてベンチを温めて終わった。
「補欠合格」とは?
「補欠」を用いた表現の一つに「補欠合格(ほけつごうかく)」があります。
「補欠合格」とは、入学試験の正規合格者の中から入学辞退者が生じた際に、欠員をおぎなうために、合格になる候補者となった生徒のことをいいます。
合格とは異なり、今後合格となる可能性がある状態のことを表します。