【二字熟語】
本命
【読み方】
ほんめい
【意味】
①競馬・競輪などで、優勝の第1候補。
②選挙戦などの最有力候補。
③俗に、その人にとっての第1候補。最も望んでいる対象。
④生まれた年の干支 (えと) 。
【語源・由来】
「本」は「中心となる部分。主となる。」
「命」は「天や神の意志。めぐり合わせ。」
【類義語】
目的、目標、目当て
【対義語】
対抗、穴馬
本命(ほんめい)の使い方
兄さんが二―トになってしまったよ。
一体何があったの?
本命の学校に落ちたショックで、部屋の外に出ることができなくなったんだ。
受験の結果が全てじゃないのにね。
本命(ほんめい)の例文
- 彼が、次期総裁の本命候補です。
- 今年もヤクルトスワローズがセリーグの本命だ。
- ダービーの本命はどの馬だと予想する?
- 健太くんの本命はあの子ではなくともこちゃんです。
- そして本命が負ける率は十レースのうちに一回以上多いのが通例である。(坂口安吾、安吾巷談)
「本命の人」とは?
「本命」を用いた表現の一つに「本命の人(ほんめいのひと)」があります。
「本命の人」とは、最有力と見込まれている人、一番に狙っている人のことをいいます。
【例文】
- メダル本命の人が、最初にこけて、他の日本人選手もこけるということがある。
- バレンタインに、本命の人には高級チョコレートをあげるつもりです。