開拓の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
開拓
【読み方】
かいたく
【意味】
①山林・原野などを切り開いて田畑や居住地・道路をつくること。開墾。
②新しい分野・領域・進路などを切り開くこと。
あと、新しいことや場所にチャレンジして、新しい道を開くってことも含まれてるんやな。ようするに、「新しいことを始めて、それを発展させること」なんやね。これは、冒険心を刺激してくれる言葉やわ!
【語源・由来】
「開」は「埋もれているもの、人手が加わっていないものを掘り起こす。」
「拓」は「土地を切り開く。」
【類義語】
開墾、開発
【対義語】
city
開拓(かいたく)の解説
「開拓」という言葉の意味はね、簡単に言うと2つの大きな意味があるんだよ。
1つ目は、山や森などの自然な場所を切り開いて、そこに田や畑、住むところや道路を作ることだよ。これを「開墾(かいこん)」とも言うんだ。
例えば、大きな森の中を切り開いて、新しく村を作ったり、農地を作って作物を育てることを指すんだ。「荒野を開拓する」というのは、未開の土地を切り開いて使えるようにすることを言っているよ。
2つ目の意味は、新しいアイディアや方法で、今まで手を出していなかった分野や領域に進むことだよ。
ビジネスの世界でよく使われる言葉でもあるんだ。会社が新しい商品を売るための場所や方法を探して、それを実現するときに使うんだ。例えば、「販路を開拓する」というのは、新しい方法や場所で商品を売るための方法を探して、それを実現することを言っているよ。
だから、「開拓」という言葉は、新しいことを始める、または新しい場所や方法で何かをするという意味があるんだよ。
開拓(かいたく)の使い方
開拓(かいたく)の例文
- 新しい市場の開拓を進める。
- 今のうちに販路を開拓するべきだ。
- 北海道開拓の歴史を学ぶ。
- 砂漠の開拓に力を注いだ。
- 彼の研究は、新しい分野を開拓するものだ。
開拓の文学作品などの用例
-
・・・送ってそれを北海道の開拓者の内助者たらしめようとしたこともある。・・・ 有島武郎「北海道に就いての印象」
「開拓」と「開発」の違いを解説
「開拓」に似ている語に「開発(かいはつ)」があります。
「開発」は、
①土地・鉱産物・水力などの天然資源を活用して、農場・工場・住宅などをつくり、その地域の産業や交通を盛んにすること。
②新しい技術や製品を実用化すること。
③知恵や能力などを導きだし、活用させること。
という意味です。
「開発」も「開拓」も、田畑や居住地・道路をつくることをいいます。
しかし「開発」は、一から新しい分野・領域・進路などを興すという意味で使われます。
対して「開拓」は、新たな分野への進出という意味で使われる点が違います。
一方、「開発」という言葉は、既に知られている資源や技術を活用し、それをより良く、または新しい方法で利用することを示している。具体的には、土地や鉱産物、水力などの天然資源を使って、産業や交通を発展させたり、新しい技術や製品を実際に使用できる形にすることだね。また、人々の知恵や能力を最大限に引き出して、それを実生活やビジネスに活かすことも「開発」という意味になるよ。
それに比べて、「開発」は、もう知ってるもんをさらに良くしたり、新しい方法で利用すること。例えば、もうある技術や製品をより良く、または新しい形で使うことや、人の能力を活かして何かを作り出すことやな。こっちの方はもうあるもんを基に、さらに成長させる感じやね。
また、それとは別に、新しい分野や領域を探し、それを開発・発展させることも指しているんだ。