「鋭意」の意味と使い方や例文！「鋭意努力」とは？（類義語）

鋭意の読み方・意味とは？（類義語）

【二字熟語】
鋭意

【読み方】
えいい

【意味】
（副詞的に用いることが多い）心をはげましつとめること。

「鋭意」という表現は、一心に何かに取り組んでいることを示すよ。

つまり、自分の気持ちを集中させて全力で努力している様子を表すんだ。

そやな、「鋭意」っていう言葉は、自分の意志や気持ちを一つの事に集中して、力を尽くしてやるという意味があるんや。

専心っていう言葉も似た感じやな。どんなに大変なことでも、鋭意努力すればきっと結果が出るはずやで。

【語源・由来】
「鋭」は「つよい。勢いがある。」
「意」は「こころ。きもち。思い。考え。」

【類義語】
一生懸命、熱心、ひたむき、専心、専念、精一杯、精進

鋭意（えいい）の解説

カンタン！解説

「鋭意」っていう言葉はね、心を一つのことに集中して、とても頑張ることを意味するんだよ。

「鋭意」を使う時は、だいたい「〜に鋭意努める」という形で使われることが多いよ。これは「全力で取り組む」「集中して努力する」といった意味になるんだ。

たとえば、科学者が「鋭意研究に努める」と言うとき、それはその科学者が一生懸命に、そして集中して研究に取り組んでいることを表しているんだよ。他にも、アスリートが「鋭意トレーニングに努める」なんて言うときも、そのアスリートが自分の技術を磨くために、全力で取り組んでいることを示しているんだ。

だから、「鋭意」っていう言葉は、「全力を尽くして取り組む」ことや「心を一つにして努力する」ことを表すときに使うんだよ。これは、何かを成し遂げるためには、その目標に向かって全力で努力することが大切だという考え方を示しているんだね。

鋭意（えいい）の使い方

電車が止まってしまっているよ。

何があったのかしら。

鋭意復旧作業中らしいけれども、学校に間に合うかな。

大丈夫よ復旧を鋭意行ってくださっているなら間に合うわよ。

鋭意（えいい）の例文

1. 鋭意努力いたす所存であります。
2. この土地の良さを知ってもらうために、観光大使として鋭意活躍中です。
3. その件につきましては鋭意調査中でございます。
4. 締め切りをまもるために鋭意努力をしている所です。
5. 鋭意研究に励みます。

鋭意の文学作品などの用例

1. ･･･篤実な学者があって、鋭意にそちらを開拓して行かれたならば、学界は･･･ 夏目漱石「文芸の哲学的基礎」

2. ･･･のなかで一般の精神が鋭意を喪い、単純化されてゆく方向におかれ･･･ 宮本百合子「歳々是好年」

「鋭意努力」とは？

「鋭意」はしばしば「鋭意努力」という形で使われます。

「鋭意努力」は「気持ちを集中させて努力すること」という意味です。

「鋭意」にすでに、集中して努力するという意味が含まれるので、努力しますという気持ちを強く伝えることができます。

また、口先だけではなく本当に努力をする意思があることを伝えることもできます。

「鋭意努力」という四字熟語は、心を一つにして、全力を尽くして努力することを意味するんだよ。

ああ、それはつまり、「めっちゃ集中してがんばる」ってことやな。心を一つにして、全力で何かに取り組むんや。

これは、「全力で努力する」っていう意味を持つ言葉なんやで。

【例文】

1. この件を解決し合意に至るために鋭意努力中だ。
2. メーカーは収拾に向けて鋭意努力している。