歓喜の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
歓喜
【読み方】
かんき
【意味】
①非常に喜ぶこと。また、心からの喜び。
②仏語。仏法を聞いて満足し、喜びを感じること。浄土教では、浄土往生の決定を喜ぶことをいう。
2つ目は、仏様の教えを聞いて、心が満たされて喜ぶこと。特に、浄土教の人たちが、あの世での良い生まれ変わりが決まった時の喜びのことを言うんやな。深いなぁ。
【語源・由来】
「歓」は「打ち解けよろこぶ。楽しみよろこぶ」
「喜」は「よろこぶ。よろこび。」
【類義語】
驚喜、狂喜
歓喜(かんき)の解説
「歓喜」という言葉には2つの意味があってね。どちらも、心から感じる大きな喜びや満足を表す言葉なんだよ。
まず、最も一般的な意味として、非常に喜ぶことや心からの喜びを表現する時に使うんだ。たとえば、サッカーの試合で最後の瞬間にゴールを決めて勝った時、みんなが大声で喜ぶシーンを想像してみて。そのときの選手たちやファンの気持ち、すごく嬉しくて、思わず飛び跳ねたりする感じ、それが「歓喜」っていう感情だよ。「歓喜して躍り上がる」では、その喜びがどれだけ大きいかを強調しているんだ。文字通り、喜びで飛び跳ねるほどのことを表しているよ。
次に、「歓喜」という言葉は仏教の中でも特別な意味があって、仏法、つまり仏教の教えを聞いて心が満足し、喜びを感じることを指すことがあるんだ。特に、浄土教という宗派では、「歓喜」とは、浄土という楽園のようなところへ行けることが決まったときに感じる喜びのことを指すんだよ。
だから、「歓喜」という言葉は、とても強く心から感じる喜びや、仏教における特別な喜びの感情を表しているんだね。
歓喜(かんき)の使い方
歓喜(かんき)の例文
- 人気小説が映画化されることになり、原作ファンは歓喜しました。
- 大好きな店が日本に進出することを知り歓喜しました。
- 世紀の大発見をしたかもしれないことに気付き、歓喜の声を上げました。
- 成功を手にしたともこちゃんの顔は、歓喜に輝いていました。
- 公園につくと、歓喜の叫び声をあげながら子供たちは駆けだしていった。
歓喜の文学作品などの用例
「歓喜に満ち溢れる」とは?
「歓喜」は、「歓喜に満ち溢れる(かんきにみちあふれる)」という表現で使われます。
「歓喜に満ち溢れる」の「満ち溢れる」とは、「いっぱいになり、外にあふれる。また、あふれるばかりに満ちる。」という意味です。
「歓喜に満ち溢れる」とは、心からの喜びでいっぱいになるという意味です。
つまり、非常に幸せで、その喜びが溢れ出るほど感じる状況を示しているんだ。
例えば、宝くじ当たったとか、好きな人から告白されたとか、その時の「イエーイ!やったぁ!」っていうめっちゃ嬉しい感じを言うわけや。心からどんどん喜びが湧き出てくるんやな。
【例文】
- 合格を手にした健太くんの表情は、歓喜に満ち溢れていました。
- トロが大好きなともこちゃんは、トロ三昧の料理を見て歓喜に満ち溢れました。
- 逆転ホームランに、ファンは歓喜に満ち溢れました。
2つ目の意味は、仏教の言葉として使われていて、仏の教えを聞いて心から満足して喜びを感じることを指している。特に浄土教では、浄土への再生が決まった時の喜びのことを言うんだよ。