「奉仕」の意味と使い方や例文！「奉仕活動」と「ボランティア」の違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
奉仕

【読み方】
ほうし

【意味】
①神仏・主君・師などに、つつしんでつかえること。
②利害を離れて国家や社会などのために尽くすこと。
③商人が品物を安く売ること。

【語源・由来】
「奉」は「目上に仕える。」
「仕」は「役人になる。つかえる。」

【類義語】
捧げる、献身

【対義語】
利己

奉仕（ほうし）の使い方

今日の5限目は奉仕活動だって。

へえ。何をするのかしら。

普段お世話になっている地域の方々のために、町の清掃だって。

感謝の気持ちを込めてピカピカにしましょう。

奉仕（ほうし）の例文

1. トイレットペーパーが奉仕品になっていたので、大量に購入した。
2. 彼女の海岸清掃の奉仕活動をSNSで知った人たちがゴミ拾いに参加した。
3. 残業代が支払われないのは無料奉仕になり、違法な奴隷労働だ。
4. 退職後は、地域社会に奉仕する活動をしています。
5. 神に奉仕するために修道女になりました。

「奉仕活動」と「ボランティア」の違いは？

「奉仕」を用いた表現の一つに「奉仕活動（ほうしかつどう）」があります。

その「奉仕活動」に似ている表現に「ボランティア」があります。

「奉仕活動」も「ボランティア」も無償の活動のことをいいますが、「奉仕活動」は、他者から促されて行う場合を含みます。

しかし「ボランティア」は自発的である点が違います。