閑職の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
閑職
【読み方】
かんしょく
【意味】
仕事の暇な職務。重要でない職務。
「閑職」という言葉は、仕事があまり忙しくない職務や、あまり重要でない職務を指すんだよ。
ええ!それはつまり、あんまり忙しくないポジションや、大きな役割ではない仕事のことを言うんやな。
毎日バタバタと忙しい仕事とはちょっと違って、のんびりとした仕事のことやな。でも、どんな仕事でも大切やで。
【語源・由来】
「閑」は「どうでもよい。いいかげん。」
「職」は「本分として担当すべき役目や任務。」
【類義語】
左遷、更迭
【対義語】
要職、劇職、重職
閑職(かんしょく)の解説
カンタン!解説
「閑職」という言葉は、あまり忙しくない、あるいはあまり大切じゃない仕事を指す言葉なんだよ。
例えば、学校の先生が大きなイベントの準備で忙しい中、ある先生だけが特に忙しくないような簡単なタスクを任されることがあるとするよ。そのような簡単で忙しくない仕事を「閑職」と言うんだ。
また、「閑職にまわされる」という言葉は、ある人が今までの職務から、もっと重要でない、またはあまり忙しくない職務に変わることを意味しているんだ。たとえば、ある会社員が部長だったけど、あまり忙しくない部署の部長に変わったときに、その会社員は「閑職にまわされた」と言えるよ。
だから、「閑職」という言葉は、特に重要でない、またはあまり忙しくない仕事や職務を表しているんだね。
閑職(かんしょく)の使い方
父さんが、お茶くみとコピーだけの閑職に追いやられたんだよ。
この時代に首にならないだけでもラッキーよね。
そうなんだ。父さんも前向きに、おいしいお茶を極めるって言っているよ。
どんな状況でも全力で仕事をする健太くんのお父さんは素敵ね。
閑職(かんしょく)の例文
- 今回の事件に関わったものはすべて閑職に追いやられました。
- 帰国後は出世するはずが、なぜか閑職に追いやられました。
- 出る杭は打たれるというが、彼は優秀過ぎて王様に疎まれ閑職に追いやられた。
- 閑職に追いやられ、いつ首になってもおかしくない状態です。
- 上司の命令に背いたことで閑職に追いやられた。
「閑職に追いやる」とは?
「閑職」は、「閑職に追いやる(かんしょくにおいやる)」という表現で使われることがあります。
「閑職に追いやる」の「追いやる」とは、無理やりある状態におちいらせることをいいます。
「閑職に追いやる」とは、仕事の暇な職務や重要でない職務に、無理やりにつかせられることをいいます。
「閑職に追いやる」という表現は、誰かをあまり重要でない、またはあまり忙しくない仕事のポジションに強制的に配置することを意味しているんだ。
なるほどな。「閑職に追いやる」ってのは、ほんまはもっとええ仕事ができるのに、わざとらしいように「お前はこっちの仕事やれ!」っていう風に、暇な仕事やあんまりええ思いせんような仕事に押し込められるってことやな。
【例文】
- 健太くんの策略によって、彼と仲が悪い人たちは閑職に追いやられた。
- 閑職に追いやられた彼は、仕事にやりがいを見出せなくなっていた。
- 窓際族とは、管理職から外れて閑職に追いやられ、窓の外を眺めて終業時間まで過ごす中高年層を表す語です。