敬仰の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
敬仰
【読み方】
けいぎょう
【意味】
うやまい、あおぐこと。けいこう。
ほな「敬仰」ってのは、「すごく尊敬して、ええなって思うこと」やな。
すごい人や、立派な人のことを、ホンマに尊敬してるっていう気持ちを表す言葉やねんな。それって、ただの尊敬とはちょっと違って、もっと特別な感じの尊敬やな。
【語源・由来】
敬い仰ぐ意。
【類義語】
敬う
敬仰(けいぎょう)の解説
カンタン!解説
「敬仰」という言葉はね、人をすごく尊敬して、その人のことをとても高く評価するという意味なんだよ。
例えば、「高徳を敬仰する」というのは、ただ単に「その人がいい人だな」と思う程度じゃなくて、「その人の持っている道徳や品格が非常に高く、そのような素晴らしい性質に深い敬意を払っている」という意味が込められているんだ。ここでの「高徳」は、ただ良いことをするだけじゃなく、その人の考え方や行動が、とても立派であることを示しているんだ。
また、「それならもしその正しい格調を示している歌が他にあるとしたら、等しく敬仰されてよいのではないでしょうか」〈柳宗悦・民芸四十年〉 という文章はね、「もし他にも同じような高い品格や素晴らしい意味を持つ歌があるなら、それらも同じくらい尊敬されるべきだ」という考えを示しているんだよ。「格調」というのは、物事の持つ品格やレベルのことで、ここでは特に歌の素晴らしさや価値の高さを言っているんだね。
だから、「敬仰」という言葉は、人や物事を深く尊敬し、その価値や素晴らしさを高く評価することを表しているんだよ。
敬仰(けいぎょう)の使い方
明治神宮は明治天皇をお祀りしているのよね。
そうなんだよ。昭憲皇太后の御神霊もお祀りしているんだよ。
税金で作られたの?
天皇の御遺徳を敬仰申し上げたいという機運が高まって、内苑は国費で、外苑は国民の寄付で造られたんだよ。
敬仰(けいぎょう)の例文
- 彼は、晩年までには華道の大家として敬仰されるようになりました。
- ともこちゃんは、この学校開学以来の秀才で、人格識見ともに敬仰の的になっています。
- その日の健太くんの振る舞いは、人々に敬仰の念を抱かせた。
- ともこちゃんが敬仰した太宰治の墓所のそばに、彼女の墓を建てる。
- 王より民衆に敬仰された彼は、王に疎まれた。
尊敬の気持ちが強くて、その人のことを素晴らしいと思う心の状態を表しているんだ。