屹立の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
屹立
【読み方】
きつりつ
【意味】
①山などが高くそびえ立つこと。
②人が動かずに立っていること。
そして、人がしっかりと、動じへんで立ってることも言うんやな。どっちにせよ、びくともせずに存在してるんがポイントやな!
【語源・由来】
「屹」は「山が高くそびえ立つ。」
「立」は「足場を定めてたつ。まっすぐにたてる。」
【類義語】
聳える、聳り立つ、聳立、切り立つ、き出る、突出、峙つ、峙立
屹立(きつりつ)の解説
「屹立」という言葉にはね、大きく2つの意味があるんだ。
まず、1つ目の意味は、「山などが高くそびえ立つこと」だよ。これは、山が大きくて頑丈に立っている、つまり、周りの風景から一際目立っている様子を言っているんだ。例えば、「市街には高層ビルが屹立している」というのは、街にたくさんの高いビルが、まるで山のように高く立っている様子を表しているんだよ。これは、「屹立」が「高くそびえ立つこと」を意味しているんだね。
2つ目の意味は、「人が動かずに立っていること」だよ。これは、人がじっと、動かないで立っている様子を表しているんだ。例えば、「白髪の老人が…屹立しているのであった」〈鴎外・鎚一下〉という文章は、白髪のおじいさんがじっと立って動かない様子を描いているんだ。この老人は動くことなく、まるで像のようにそこに立っている。その姿がとても印象的で、その場にぴったりと溶け込みつつも、何かを静かに見つめ、耐えているように見えるんだ。この老人が、深い思いや経験を持ちながら、静かに、しかし力強く立ち続けていることが、「屹立」という言葉で表現されているんだよ。
だから、「屹立」という言葉は、何かがしっかりと立っていたり、高くそびえている姿を表現しているんだね。
屹立(きつりつ)の使い方
屹立(きつりつ)の例文
- 高層ビルが屹立する副都心。
- 屹立する急な絶壁に囲まれている土地です。
- 公園の真ん中に巨大な木が屹立している。
- ともこちゃんが仁王像のように屹立していた。
- 山の上に巨大な像が屹立している。
屹立の文学作品などの用例
「屹立する」とは?
「屹立」は「屹立する」という表現で使われます。
「屹立する」は、山などが高くそびえ立っている、人が動かずに立っているということを表します。
「屹立する超高層ビルに圧倒される。」「マウンドに一人屹立する。」というように使います。
例えば、山が空高くそびえ立っているさまや、人がびくともせずに立ち続けている様子を意味しているよ。
要するに、めっちゃしっかりと立ってて、どんなに時間がたっても倒れへんってことやな。
それともう一つ、人がびくともせずに立っていることを言うんだよ。