「行使」の意味と使い方や例文！「権限を行使する」とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
行使

【読み方】
こうし

【意味】
権利・権力、また非常手段を実際に使うこと。

【語源・由来】
「行」は、「権利・権力、また非常手段を実際に使うこと。」
「使」は、「つかう。用いる。」

【類義語】
駆使、酷使

【対義語】
放棄

行使（こうし）の使い方

今の生徒会長はだめだよね。

生徒のことを見ていないわよね。

罷免権を行使しないとだめかもね。

そうね。このままじゃ学校が楽しくなくなってしまうわよね。

行使（こうし）の例文

1. 武力の行使は放棄する。
2. 実力行使は避けたい。
3. 黙秘権を行使する。
4. 自分だけのもっている力を行使して自分で自分の力を立証するのが登山の魅力です。
5. その選手は、FA権を行使して移籍しました。

「権限を行使する」とは？

「行使」を用いた語に「権限を行使する」という表現があります。

「権限を行使する」の「権限」とは
①国家や公共団体が、法令の規定に基づいて職権を行うことのできる範囲。
②代理人や法人の機関が、法律または契約に基づいてなしうる権能の範囲。
③個人がその立場でもつ権利・権力の範囲。

という意味です。

「権限を行使する」とは、決定や行動について、権利・権力を実際に使うことをいいます。

ビジネスにおいて、チームで仕事をする場合、チームリーダーは、迅速かつ柔軟なチーム活動のために「権限を行使する」必要があります。

自分の権限を把握し、時と場合によって的確に「権限を行使する」力がリーダーに求められます。