極端の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
極端
【読み方】
きょくたん
【意味】
①普通の程度から大きく外れていること。一方にはなはだしくかたよっていること。また、そのさま。
②もののいちばんはし。
2つ目は、ものの「端っこや最後の部分」ってことやな。これは、「ものごとの範囲を知る時に役立つ言葉」やな。
【語源・由来】
「極」は「この上ない。きわめて。」
「端」は「はし。」
【類義語】
桁外れ、極度、過激
【対義語】
中庸、中間、程々
極端(きょくたん)の解説
「極端」という言葉には、2つの意味があるんだ。
まず、一つ目の意味として、何かの程度や範囲が普通のものから大きく外れていること、あるいは一方の方向に非常に偏っていることを言うんだ。たとえば、「極端な言い方」っていうのでは、通常の言い方や考え方から大きく外れた、非常に偏った言い方をすることを表しているんだよ。また、「議論が極端から極端へ走る」では、議論が一方の極端な意見からもう一方の極端な意見へと大きく振れている、ということを示しているんだ。
二つ目の意味としては、物事の最も端の部分、つまり「最も遠い端」や「一番先」を指すんだ。「極端の部分に立つ」というように使うことができるよ。
さらに、この「極端」という言葉から派生した言葉として「きょくたんさ」という名詞があるんだ。「きょくたんさ」は、極端な性質や状態を持つこと、またはそのような様子を指す言葉として使われることが多いよ。
だから、「極端」という言葉は、普通の範囲や中間から大きく外れた、もしくは一方に強く偏った様子や、ものの一番端っこを示しているんだね。
極端(きょくたん)の使い方
極端(きょくたん)の例文
- 両者に極端に差があるのは良くない。
- 彼らの議論は極端から極端へ走りがちだ。
- ともこちゃんは極端な秘密主義者で困る。
- 人数が多い場にいると、健太くんは極端に口数が少なくなる。
- 極端な話、だれが会長になっても一緒じゃないかな。
極端の文学作品などの用例
「極端すぎる」とは?
「極端」は、「極端すぎる」という表現で使われます。
「極端すぎる」とは、普通の程度から大きく外れているさまや一方にはなはだしくかたよっているさまがひどい状況をいいます。
つまり、中道を外れて非常に偏った状態を示しているんだ。
例えば、100人中99人が同じ意見やったら、その1人の意見は「極端すぎる」って言うことになるんやな。中途半端ちゃう、がっつり一方やな!
【例文】
- 経験が浅い若者の意見は極端すぎる。
- それは極端すぎる例なので参考にならない。
- 痩せたいなら食べなければいいというのは極端すぎる。
2つ目は、物事の一番端っこ、最も遠い部分を意味しているんだよ。