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亡骸の読み方!「なきがら」と「ぼうがい」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「亡骸」があります。

問題

Q「亡骸」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

亡骸の読み方
  1. 「なきがら」
  2. 「ぼうがい」
  3. 「なきがら」と「ぼうがい」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「亡骸」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「亡骸」の読み方は、「なきがら」?「ぼうがい」?

読み方

 

亡骸の正しい読み方は、「なきがら」「ぼうがい」どちらなのでしょうか。読もうとすると読み方が難しいと感じる言葉かもしれませんね。

「亡」の音読みには「ボウ」「モウ」など、訓読みには「な(い)」「ほろ(びる)」などがあります。また、「骸」の音読みには「ガイ」「カイ」、訓読みには「むくろ」「ほね」があります。

亡骸の読み方としては「なきがら」が正しく、「ぼうがい」は間違いになります。

正解は、①の「なきがら」です。

広辞苑には「なきがら」の項目はありますが、「ぼうがい」はありません。

「亡骸」の意味

意味

亡骸の意味は「魂のぬけがら」「亡くなった人のからだ」です。

「亡」には「ほろびる」「うしなう」「ない。なくなる。死ぬ」「にげる」の意味があります。また、「骸」には「むくろ」「ほね」「なきがら」の意味があります。

亡骸は死体のことですが、その言葉に魂が抜けてしまったからだである意味が込められていますね。

亡骸を用いた例文には「亡骸にすがる」「亡骸を葬る」があります。

まとめ

まとめ
  • 亡骸の読み方は「なきがら」が正しい。
  • 「ぼうがい」と読むのは間違い。
  • 亡骸は「魂のぬけがら」「亡くなった人のからだ」を意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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