往生の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
往生
【読み方】
おうじょう
【意味】
①仏語。現世を去って仏の浄土に生まれること。特に、極楽浄土に往 (い) って生まれ変わること。
②死ぬこと。
③あきらめて、行動などをやめ、おとなしくすること。
④どうにもしようがなく、困り果てること。閉口。
⑤無理に押しつけて同意させること。圧状。
それと、困ったり、あきらめたりするときにも使うんやな。そして、人を無理やり同意させるときにも使うんかー。なんか、深い意味がたくさん詰まってるなぁ、この言葉は。
【語源・由来】
「往」は「出かけて行く。」
「生」は「うむ。うまれる。」
【類義語】
難渋、死亡
【対義語】
輪廻転生、生まれる
往生(おうじょう)の解説
「往生」という言葉は、いくつかの違う意味があるよ。
仏教の言葉として、「往生」とは、今いるこの世を離れて、仏の浄土、つまり極楽浄土っていうすごく素晴らしい世界に生まれ変わることを指すんだよ。実は、これは死んだ後に、極楽浄土っていうところに生まれ変わることを意味しているんだ。
それに関連して、普通に「死ぬこと」を「往生する」とも言うことがあるよ。例えば、「大往生を遂げる」は、穏やかに死ぬことを言っているんだ。
さらに、「往生する」とは「あきらめて、もう何もしないでおとなしくすること」を意味することもあるんだ。友達とかが「もう、諦めて往生しろよ」と言ったら、それは「もう、あきらめて大人しくして」という意味だよ。
また、「困ること」や「どうにもならない状況」のことも「往生する」と言うことがある。自転車のタイヤがパンクして、動かせなくなった時とか、「自転車がパンクして往生した」と言うんだよ。
最後に、「無理に人に何かを押し付けること」を「往生する」とも言うんだ。「無理往生」という表現もあるよ。これは、人に無理やり何かをさせるときに使う表現だね。
ちなみに、この「往生」っていう言葉、最後の意味で使うときは、もともと「圧状」という言葉の代わりに使われることもあるんだよ。
このように、「往生」という言葉は、場面や状況によって色々な意味があるから、使う時は文脈をよく考えてね!
往生(おうじょう)の使い方
往生(おうじょう)の例文
- とうとう健太くんを往生させた。
- 健太くんの癇癪には往生した。
- 車が多数立ち往生している。
- 大往生を遂げる。
- じたばたしないで往生しろ。
往生の文学作品などの用例
「往生する」は方言?
「往生」を用いた表現の一つに「往生する」があります。
「往生する」は、「人の顔が覚えられず往生する」のように、困り果てることをいいます。
「往生する」を困り果てるという意味で使うのは、方言ではないかと言われることがありますが、一般的に使われる用法です。
二つ目は、死ぬことを意味する。三つ目は、あきらめて、行動を止めること。四つ目は、どうしようもなくて困ってしまう状態を指す。そして五つ目は、他人に無理やり同意させることだよ。