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廉価の読み方!「れんか」と「けんか」正しいのは?

廉価の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「廉価」があります。

問題

Q「廉価」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

廉価の読み方
  1. 「れんか」
  2. 「けんか」
  3. 「れんか」と「けんか」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「廉価」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「廉価」の読み方は、「れんか」?「けんか」?

読み方

廉価の正しい読み方は、「れんか」「けんか」どちらなのでしょうか。日常ではあまり使わない言葉かもしれませんね。

「廉」の音読みには「レン」があり、訓読みには「いさぎよ(い)」「やす(い)」「かど」があります。「兼」は「ケン」と読みますが、「廉」は「ケン」とは読みません。

廉価の読み方としては「れんか」が正しく、「けんか」は間違いになります。

正解は、①の「れんか」です。

広辞苑には「れんか」の項目はありますが、「けんか」はありません。

「廉価」の意味

意味

廉価の意味は「値段が安いこと」です。

「廉」には「いさぎよい」「きよい」「やすい」「かど」「すみ」「しらべる」「見きわめる」のいくつもの意味がありますが、この場合は「やすい」の意味で用いています。

また、「価」には「ねだん」「あたい」「ねうち」の意味があります。

廉価を用いた例文には「コミックスの廉価版を発売する」があります。

廉価版は、単に価格が安いだけでなく、既に発売されている商品の普及版としてコストを削減し価格を下げているものになります。

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まとめ

まとめ
  • 廉価の読み方は「れんか」が正しい。
  • 「けんか」と読むのは間違い。
  • 廉価は「値段が安いこと」を意味する。



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