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「良作」の意味と使い方や例文!「名作」「佳作」「傑作」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
良作

【読み方】
りょうさく

【意味】
できの良い作品や作物。

【語源・由来】
良いできの作品の意。

【類義語】
名作、佳作

良作(りょうさく)の使い方

健太
今シーズンのドラマは良作揃いだね。
ともこ
毎日ドラマ視聴に忙しいわ。
健太
僕なんて次週が気になって眠れないんだ。
ともこ
分かるわあ。最終回が楽しみよね。

良作(りょうさく)の例文

  1. 今日見に行った映画は良作だったので、また見に行ってもいい。
  2. 良作なのに、視聴率が低いという理由で打ち切りになった。
  3. 制作陣の気概が伝わってくる良作だ。
  4. 彼は、数々の良作を世に送り出してきた。
  5. 芥川賞候補は良作ばかりで選考が難航した。

「良作」と「名作」「佳作」「傑作」との違いは?

良作」に似ている語に「名作(めいさく)」「佳作(かさく)」「傑作(けっさく)」があります。

「良作」と「名作」の違いは?

名作」は、「名高い作品。すぐれてよい作品。」という意味です。

良作」も「名作」も、良い作品のことをいいます。

しかし「名作」は、すぐれてという意味があり「良作」よりも良い作品のことをいいます。

「良作」と「佳作」の違いは?

佳作」は、
①できばえのよい作品。
②入選に次ぐすぐれた作品。

という意味です。

良作」も「佳作」も、できの良い作品という意味で使われるのでほぼ同じ意味です。

しかし「佳作」には、入選に次ぐすぐれた作品という意味がある点が違います。

「良作」と「傑作」の違いは?

傑作」は、
①作品のできばえが非常にすぐれている。
②奇妙でおもしろいこと。

という意味です。

良作」も「傑作」も、できばえの良い作品をいいます。

しかし「傑作」は、非常にすぐれているという意味があり「良作」よりもできばえの良い作品のことをいいます。

また「傑作」は、奇妙でおもしろいことという意味がある点が「良作」と違います。