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「惜敗」の意味と使い方や例文!「惨敗」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
惜敗

【読み方】
せきはい

【意味】
競技や試合などで、わずかの差で負けること。

【語源・由来】
「惜」は「思いきれず、心が残る。失いたくないと思う。おしむ。」
「敗」は「争い事にまける。やぶれる。」

【類義語】
惨敗

【対義語】
辛勝、大敗

惜敗(せきはい)の使い方

ともこ
健太くん。試合はどうだった?
健太
惜敗だったよ。
ともこ
残念だったわね。
健太
完敗じゃないから、次は勝つぞ。

惜敗(せきはい)の例文

  1. 決戦まで行って惜敗した。
  2. ともこちゃんは、生徒会長選で惜敗した。
  3. 日本代表チームは、わずか一点差で惜敗した。
  4. アメリカに惜敗して銀メダルとなった。
  5. 惜敗が続いていたが、ようやく勝利した。

「惜敗」と「惨敗」の違いは?

惜敗」に似ている語に「惨敗(ざんぱい)」があります。

惨敗」は、「ひどい負け方をすること。さんぱい。」という意味です。

惜敗」は。僅かな差で負けることをいいます。

対して「惨敗」は、みじめな負け方をすることをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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