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「成長」の意味と使い方や例文!「生長」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
成長

【読み方】
せいちょう

【意味】
①人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。
②物事の規模が大きくなること。拡大。

【語源・由来】
「成」は「一人前になる、また、する。そだつ。」
「長」は「ながくのびる。大きくなる。」

【類義語】
生長、発育、成育、生育

【対義語】
退行、衰退、後退、堕落

成長(せいちょう)の使い方

ともこ
健太くん。弱音を吐かなくなったわね。
健太
僕だって成長したんだよ。
ともこ
泣き虫健太くんの名は返上ね。
健太
そんな風に呼ばれていたのか。

成長(せいちょう)の例文

  1. 子供の成長だけが楽しみなんだ。
  2. あそこで我慢できるとは、成長したねえ。
  3. 他人の子供の成長は早く感じる。
  4. 経済が急速な成長を遂げる。
  5. 今後の成長が期待できる。

「成長」と「生長」の違いは?

成長」と同じ読み方の語に「生長(せいちょう)」があります。

生長」は、
①草木が生い育つこと。
②人や動物が生まれ育つこと。
③物事が生まれ広がること。大きくなること。

という意味です。

成長」も「生長」も、人間や動物、植物などが育って大きくなることをいいます。

しかし「成長」は、人間や動植物のほかに、組織、経済など幅広い事柄に対して使われる点が「生長」と違います。