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「寂寥」の意味と使い方や例文!「寂寥感」と「寂寞感」の違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
寂寥

【読み方】
せきりょう

【意味】
ものさびしいさま。ひっそりしているさま。寂寞。

【語源・由来】
「寂」は「さびしい。さびれる。しずか。ひっそりしている。」
「寥」は「さびしい。むなしい。しずか。」

【類義語】
寂寞

寂寞(せきばく)の使い方

健太
あんなににぎわっていた駅前通りが寂寥としているね。
ともこ
大型ショッピングモールができたからよね。
健太
僕も大型ショッピングモールに行くようになったなあ。
ともこ
ここにも裏切り者がいたわね。

寂寞(せきばく)の例文

  1. 寂寥とした山里の夜は人恋しくなる。
  2. 寂寥とした風景が広がっていた。
  3. 夜中に外に出ると、町は寂寥としていた。
  4. お祭りが終わった後はいっそう寂寥感がある。
  5. 寂寥としていて、健太くんの咳払いだけが響いた。

「寂寥感」と「寂寞感」の違いは?

寂寥」はときに「寂寥感(せきりょうかん)」という表現で使われます。

寂寥感」はものさびしい感じ、ひっそりしている感じという意味です。

その「寂寥感」に似ている語に「寂寞感(せきばくかん)」があります。

寂寞感」の「寂寞」は「ものさびしいさま。ひっそりしたさま。じゃくまく。」という意味で、「寂寞感」はものさびしい感じということです。

【両語の違い】

寂寞」を辞書で調べると「寂寥」が、「寂寥」を調べると「寂寞」が意味に書いてあることから、「寂寥感」と「寂寞感」は同じ意味、同じ使い方です。