姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「数瞬」の意味と使い方や例文!「寸刻」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
数瞬

【読み方】
すうしゅん

【意味】
一瞬よりもやや長い時間。

【語源・由来】
「数」は「幾つかの。」
「瞬」は「まばたきをするくらいの短い間。」

【類義語】
寸刻

数瞬(すうしゅん)の使い方

健太
お弁当のハンバーグを落としちゃったよ。
ともこ
残念だったわね。私のおかずを分けてあげるわよ。
健太
ハンバーグが地面に落ちるまでの数瞬に、ハンバーグについての思い出をいろいろ思い出したよ。
ともこ
人間って、数瞬で、意外といろいろ考えることができるものよね。

数瞬(すうしゅん)の例文

  1. 無表情だった健太くんが、その言葉を聞き数瞬笑ったのを見逃さなかった。
  2. 地震があった数瞬ののち、さらに大きな地震が町を襲った。
  3. お化けだと思ったが、数瞬してからゴミ袋だと気が付いた。
  4. 数瞬のあいだ目を閉じて、目を開けてみたら、そこには違う世界が広がっていた。
  5. 数瞬ためらってしまったが、その数瞬がともこちゃんを傷つけた。

「数瞬」と「寸刻」の違いは?

数瞬」に似ている語に「寸刻(すんこく)」があります。

寸刻」は、「わずかの時間。寸時。」という意味です。

数瞬」も「寸刻」も、一瞬よりは長いことをいいます。

寸刻」は、「」と同じくらいの時間かそれより短い時間をいいます。