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「切羽」の意味と使い方や例文!「切羽詰まる」とは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
切羽

「切刃」とも書く。

【読み方】
せっぱ

【意味】
①刀の鐔の表裏が、それぞれ柄と鞘に接する部分に添える薄い金具。
②差し迫っていること。また、その場面。急場。どたん場。

【語源・由来】
刀の鐔の表裏が、それぞれ柄と鞘に接する部分に添える薄い金具の意。

【類義語】
急迫

【対義語】
余裕

切羽(せっぱ)の使い方

健太
色んなものが値上がりしているね。
ともこ
企業側も切羽詰まっているんでしょうね。
健太
原材料が高騰しているもんね。
ともこ
物価の前に給料が高騰してくれれば、何にも問題にならないのにね。

切羽(せっぱ)の例文

  1. 電力の供給量が逼迫し、切羽詰まった状況です。
  2. 家庭と仕事の両立で、精神崩壊寸前、切羽詰まっている。
  3. 切羽詰まった時こそ本性が現れる。
  4. 健太くんは、ひどく切羽詰まった表情をしていました。
  5. 急にお腹が痛くなって切羽詰まっています。

「切羽詰まる」とは?

切羽」を用いた表現の一つに「切羽詰まる(せっぱつまる)」があります。

切羽詰まる」とは、最後のところまできてしまって、もうどうにもしかたが無くなるという意味です。

【例文】

  1. 借金に追われ切羽詰まって公金に手をつけた。
  2. 切羽詰って心にもないことを言ってしまった。
  3. 電気料金を支払えないほど切羽詰まっている。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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