【二字熟語】
切羽
「切刃」とも書く。
【読み方】
せっぱ
【意味】
①刀の鐔の表裏が、それぞれ柄と鞘に接する部分に添える薄い金具。
②差し迫っていること。また、その場面。急場。どたん場。
【語源・由来】
刀の鐔の表裏が、それぞれ柄と鞘に接する部分に添える薄い金具の意。
【類義語】
急迫
【対義語】
余裕
切羽(せっぱ)の使い方
色んなものが値上がりしているね。
企業側も切羽詰まっているんでしょうね。
原材料が高騰しているもんね。
物価の前に給料が高騰してくれれば、何にも問題にならないのにね。
切羽(せっぱ)の例文
- 電力の供給量が逼迫し、切羽詰まった状況です。
- 家庭と仕事の両立で、精神崩壊寸前、切羽詰まっている。
- 切羽詰まった時こそ本性が現れる。
- 健太くんは、ひどく切羽詰まった表情をしていました。
- 急にお腹が痛くなって切羽詰まっています。
「切羽詰まる」とは?
「切羽」を用いた表現の一つに「切羽詰まる(せっぱつまる)」があります。
「切羽詰まる」とは、最後のところまできてしまって、もうどうにもしかたが無くなるという意味です。
【例文】
- 借金に追われ切羽詰まって公金に手をつけた。
- 切羽詰まって心にもないことを言ってしまった。
- 電気料金を支払えないほど切羽詰まっている。