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「所望」の意味と使い方や例文!「希望」「要望」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
所望

【読み方】
しょもう

【意味】
何かがほしい、何かをほしいと望み願うこと。願い。望み。注文。

【語源・由来】
「所」は「…するところの。…するもの。動作・作用の内容を示す。」

【類義語】
要望、願望、意向

所望(しょもう)の使い方

ともこ
健太くん。お客様がお茶をご所望よ。
健太
ちょうど最上級のお茶があるよ。
ともこ
それはよかった。お客様がお待ちよ。
健太
丁寧にかつ急いで入れてくるよ。

所望(しょもう)の例文

  1. 水を一杯所望したい。
  2. 所望の品をお持ちしました。
  3. 王様が酒を飲みたいとご所望になりました。
  4. 何事かしてほしい所望がありましたら、どうぞお言いつけください。
  5. お嬢様はぬいぐるみの象ではなく生きた象をご所望です。

「所望」と「希望」「要望」の違いは?

所望」に似た言葉に「希望(きぼう)」と「要望(ようぼう)」があります。

希望」の意味は
①ある事を成就させようとねがい、望むこと。また、その事柄。のぞみ。
②将来によいことを期待する気持ち。

要望」の意味は、もとめのぞむこと。つよく期待すること。

所望」は具体的なものを望み、「希望」「要望」はある状態や状況を望みます。

望む強さでいうと。

要望」>「所望」>「希望
となります。

所望」「希望」「要望」は望むもの、望む強さが違います。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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