【二字熟語】
所望
【読み方】
しょもう
【意味】
何かがほしい、何かをほしいと望み願うこと。願い。望み。注文。
【語源・由来】
「所」は「…するところの。…するもの。動作・作用の内容を示す。」
【類義語】
要望、願望、意向
所望(しょもう)の使い方
健太くん。お客様がお茶をご所望よ。
ちょうど最上級のお茶があるよ。
それはよかった。お客様がお待ちよ。
丁寧にかつ急いで入れてくるよ。
所望(しょもう)の例文
- 水を一杯所望したい。
- ご所望の品をお持ちしました。
- 王様が酒を飲みたいとご所望になりました。
- 何事かしてほしいご所望がありましたら、どうぞお言いつけください。
- お嬢様はぬいぐるみの象ではなく生きた象をご所望です。
「所望」と「希望」「要望」の違いは?
「所望」に似た言葉に「希望(きぼう)」と「要望(ようぼう)」があります。
「希望」の意味は
①ある事を成就させようとねがい、望むこと。また、その事柄。のぞみ。
②将来によいことを期待する気持ち。
「要望」の意味は、もとめのぞむこと。つよく期待すること。
「所望」は具体的なものを望み、「希望」「要望」はある状態や状況を望みます。
望む強さでいうと。
「要望」>「所望」>「希望」
となります。
「所望」「希望」「要望」は望むもの、望む強さが違います。