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「深層」の意味と使い方や例文!「深層心理」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
深層

【読み方】
しんそう

【意味】
深い層。奥深くに隠れている部分。

【語源・由来】
「深」は「奥ふかい。」
「層」は「かさなる。かさねる。いくつもかさなったもの。」

【類義語】
深淵、内奥、内面

【対義語】
表層、皮相

深層(しんそう)の使い方

健太
僕は三歳までの記憶がないんだよ。
ともこ
受けたショックが大きいと、記憶を意識の深層に閉じこめてしまうっていうわよ。
健太
三歳までの僕に一体何があったんだ。
ともこ
嘘よ。大抵の人は三歳までの記憶がないのよ。

深層(しんそう)の例文

  1. 深層水を採取する。
  2. 意識の深層を探る。
  3. 消費者の深層心理に訴える。
  4. 健太くんの魂の深層部に悪魔が潜んでいるようだ。
  5. 湖の深層には酸素がない。

「深層心理」とは?

深層」を用いた語の一つに「深層心理(しんそうしんり)」があります。

深層心理」は、

心の奥深くで働く、自分でも気づかない心の動きのこと。普段は意識されていない、無意識の心理状態。

という意味です。

深層心理」を用いた語に「深層心理学」があります。

深層心理学」は、「人間の精神活動のうち意識されていない心的領域、すなわち無意識を研究する心理学。また、日常の意識生活を無意識化の働きによって説明する心理学。」をいいます。