「即席」の意味と使い方や例文！「即興」との違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
即席

【読み方】
そくせき

【意味】
①その場ですぐにすること。即座。
②手間ひまのかからないこと。

【語源・由来】
「即」は「ただちに。すぐさま。その場で。」
「席」は「会合などの場。会場。」

【類義語】
即座、インスタント

【対義語】
念入り

即席（そくせき）の使い方

さっきの漫才は即席だったの？

そうなんだ。打合せなしだよ。

おもしろかったわ。

漫才師になろうかな。

即席（そくせき）の例文

1. 即席で演説する。
2. 即席麺は若者に人気がある。
3. 披露宴で即席のスピーチをした。
4. 疲れて帰宅した僕に、何か即席で作ろうかと言ってくれた。
5. 大根の即席漬けを作ろう。

「即席」と「即興」の違いは？

「即席」に似ている語に「即興」があります。

「即興」の意味は、
①その場で起こる興味。
②その場の感興を即座に詩歌や音楽などに作ること。

「即席」は、手間暇をかけずに、その場ですぐにすることをいい、「即興」は、その場の流れで、音楽やパフォーマンスを作ることをいい、意味が違います。