【二字熟語】
相異
【読み方】
そうい
【意味】
たがいに異なっていること。
【語源・由来】
たがいに異なる意。
【類義語】
齟齬、食い違い、相違
【対義語】
一致
相異(そうい)の使い方
新しい空手部の部長はどう?
前体制と現体制に相異があって、まだなじめないんだ。
早くなれると良いわね。
大事な大会があるから、それまでに間に合わせたいな。
相異(そうい)の例文
- 考え方に少しずつ相異がある。
- 見解の相異の一言で片づける。
- 性格の相異が原因で離婚することになった。
- 症状の出方には相異がある。
- 十人十色の相異があるからおもしろい。
「相異」と「相違」の違いは?
「相異」と同じ読み方の語に「相違」があります。
「相違」は、二つのものの間にちがいがあることという意味です。
「相異」は、互いに異なっていることをいい、「相違」と同じ意味で使われます。
しかし、広辞苑を始めとして「相違」はありますが、「相異」は掲載されていない辞書が多いです。
新明解国語辞典には、「相違・相異」という書き方で、「互いに異なること。ちがい。」という意味で掲載されています。
「相異」は誤用ではありませんが、新聞社でも「相違」が推奨されていることから、「相違」を使った方が無難だと考えられます。