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「相好」の意味と使い方や例文!「相好を崩す」とは?(類義語)

【二字熟語】
相好

【読み方】
そうごう

【意味】
①仏の身体に備わっている特徴。32の相と80種の好の総称。
②顔かたち。顔つき。表情。

【語源・由来】
仏の容貌の特徴を三十二相八十種好(はちじっしゅごう)というところから。

【類義語】
表情

相好(そうごう)の使い方

ともこ
健太くん。100点の答案をお母さんに見せた?
健太
いつも鬼のような形相の母さんが相好を崩していたよ。
ともこ
毎回0点だもんね。
健太
あんなに喜んでくれるなら、もう少し勉強に力を入れようかなと思ったよ。

相好(そうごう)の例文

  1. 年を取って相好が変わっても仕草は同じだった。
  2. 相手の相好が見て取れる距離まで近づいた。
  3. 大いに儲けた健太くんは相好を崩した。
  4. 健太くんは相好を少しも崩さなかった。
  5. 合格の知らせに相好を崩して喜んだ。

「相好を崩す」とは?

相好」を用いた語に「相好を崩す」があります。

相好を崩す」とは、顔をほころばせて大いに笑い、または大いに喜ぶさまという意味です。

【例文】

  1. 子供たちの顔を見て相好を崩した。
  2. いつも難しい顔をしている先生が相好を崩していた。
  3. 緊張から解放された健太くんは相好を崩した。