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月次の読み方!「つきなみ」と「げつじ」正しいのは?

月次の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「月次」があります。

問題

Q「月次」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

月次の読み方
  1. 「つきなみ」
  2. 「げつじ」
  3. 「つきなみ」と「げつじ」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「月次」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「月次」の読み方は、「つきなみ」?「げつじ」?

読み方

月次の正しい読み方は、「つきなみ」「げつじ」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「月」の音読みには「ゲツ」「ガツ」、訓読み「つき」があります。また、「次」の訓読みには「ジ」「シ」、訓読みには「つ(ぐ)」「つぎ」などがあります。

月次の読み方は「つきなみ」「げつじ」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「つきなみ」と「げつじ」の両方です。

広辞苑には「つきなみ」「げつじ」の両方の項目があります。「つきなみ」には「月並・月次」の表記、「げつじ」には「月次」の表記があります。ただし、「つきなみ」と読む場合と「げつじ」と読む場合では意味が少し違ってきます。

「月次」の意味は、「つきなみ」と「げつじ」で違う!

意味

「月」には「つき」「としつき」「一年を十二分にした期間」の意味があります。一方、「次」には「つぐ」「ついで」「回数・度数などを表す語」「やどる、とまる」などの意味があります。

月次(つきなみ)の意味は「月ごと」「平凡なこと。ありきたり」などです。
月次(げつじ)の意味は「天空での月の位置」「毎月。つきなみ」です。

月次を用いた例文には「月次(つきなみ)の会」「月次(げつじ)報告書を作成する」があります。

まとめ

まとめ
  • 月次の読み方は、「つきなみ」「げつじ」のどちらも正しい。
  • 月次(つきなみ)は「月ごと」「平凡なこと。ありきたり」を意味する。
  • 月次(げつじ)は「天空での月の位置」「毎月。つきなみ」を意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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