【二字熟語】
愉快
【読み方】
ゆかい
【意味】
楽しく気持ちのよいこと。おもしろく、心が浮きたつこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「愉」は「心が晴れ晴れとして楽しい。」
「快」は「気持ちがよい。胸のすくような感じ。」
【類義語】
楽しい、痛快、面白い、快楽
【対義語】
不快、不愉快、哀感
愉快(ゆかい)の使い方
今日のパーティーは愉快だったね。
メンバーが最高だったわよね。
このメンバーでまた集まりたいな。
良いわね。
愉快(ゆかい)の例文
- 健太くんは愉快な人だ。
- 愉快に時間を過ごす。
- 健太くんは、いつも愉快なことをいう。
- ともこちゃんは、いつも愉快な仲間に囲まれて楽しそうだ。
- リストラは、サラリーマンにとって愉快な話ではない。
「愉快」と「面白い」「痛快」の違いは?
「愉快」に似ている語に「面白い(おもしろい)」「痛快(つうかい)」があります。
「愉快」と「面白い」の違いは?
「面白い」は、もと、目の前が明るくなる感じをいった語です。
①興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。
②つい笑いたくなるさま。こっけいだ。
③心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。
④一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。
⑤(多く、打消しの語を伴って用いる)思ったとおりである。好ましい。
⑥風流だ。趣が深い。
という意味です。
「愉快」も「面白い」も、心が楽しく、おかしく、気持ちが晴れるようなさまをいいます。
「愉快」は、おかしくて笑いを誘うようなさまをいいます。
対して「面白い」は、心がひかれるさま、こっけいでおかしい、胸がすく、一風変わっていて新鮮というように「愉快」よりも幅広い意味で使われます。
「愉快」と「痛快」の違いは?
「痛快」は、「たまらなく愉快なこと。胸がすくようで、非常に気持ちがよいこと。また、そのさま。」という意味です。
「愉快」も「痛快」も、心が楽しく、おかしく、気持ちが晴れるようなさまをいいます。
「愉快」は、おかしくて笑いを誘うようなさまをいいます。
対して「痛快」は、「彼の発言は痛快だった」のように、主に、胸のつかえが取り払われてすっとするようなさま、豪快で気分のよいさまという意味で使われます。