【二字熟語】
素朴
「素樸」とも書く。
【読み方】
そぼく
【意味】
①自然のままに近く、あまり手の加えられていないこと。単純で発達していないこと。また、そのさま。
②人の性質・言動などが、素直で飾り気がないこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「素」は「生地のままで手を加えてない。飾り気がない。」
「朴」は「飾り気がない。」
【類義語】
純朴、朴訥
【対義語】
軽薄、華美、優雅、典麗、洗練、華やか
素朴(そぼく)の使い方
これは素朴な味だね。
悪くないでしょ?
飽きが来なくていいね。
駄菓子って安くておいしくて素朴でいいわよね。
素朴(そぼく)の例文
- 健太くんは素朴な人柄です。
- 素朴な質問に答える。
- 昔ながらの素朴な味です。
- 田舎で素朴な生活をしようと思う。
- 古くから伝わる素朴な漁法を続けています。
「素朴な質問」とはどんな疑問?
「素朴」を用いた語に「素朴な質問」(そぼくなしつもん)」があります。
「素朴な質問」は、「単純で素直な質問。常識的な物事に対する疑問の投げかけなどを指す表現。」という意味です。
【例文】
- 子供らしい素朴な質問が多数寄せられています。
- 社長が素朴な質問を投げかけてきた。
- 健太くんの素朴な質問が、事件を解くきっかけとなった。