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「筋道」の意味と使い方や例文!「道筋」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
筋道

【読み方】
すじみち

【意味】
①物事がそうなっているわけ。事の条理。道理。
②物事を行うときの正しい順序。

【語源・由来】
「筋」は「すじ。すじみち。」
「道」は「道理。」

【類義語】
理、条理、道理、ことわり、理路、道筋、つじつま

筋道(すじみち)の使い方

健太
スピーチコンテストで勝つためにはどうすればいいかな。
ともこ
筋道を立てて話すことが大事よね。
健太
なるほど。他には?
ともこ
自信満々な態度ね。

筋道(すじみち)の例文

  1. 筋道のついた議論をする。
  2. 筋道を踏んで事を進めるべきだ。
  3. ともこちゃんが言うことは筋道が通っている。
  4. 筋道の通った考え方をする。
  5. 筋道に沿って考えれば、判断を誤ることはない。

「筋道」と「道筋」の違いは?

筋道」に似ている語に「道筋(みちすじ)」があります。

道筋」は、
①通っていく道。通り道。コース。
②思考・判断などの展開の順序。また、物事の道理。条理。すじみち。

という意味です。

筋道」と「道筋」は、話、思考などの筋が通って前後つながるものという意味が同じです。

しかし、「筋道」には、「筋道を追って話す」のように、事柄を行う時の正しい順序の意味もある点が違います。

また、「道筋」は、元々は「通って行く道、通り道」という意味で使われ、「筋道」にその意味はありません。