気品の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
気品
【読み方】
きひん
【意味】
どことなく感じられる上品で気高い趣。
そういうの、人ってわかるんやな。見た目や態度、しゃべり方で、ほんまにええ感じが伝わってくるんやな。
【語源・由来】
「気」は「何か特有のようす。」
「品」は「物や人の質によって分けた等級。」
【類義語】
品、品位、品格
【対義語】
下品
気品(きひん)の解説
「気品」という言葉はね、人や物から感じることができる、上品で優雅な雰囲気や品格のことを表しているんだよ。
これは、普段の生活の中でも、特定の人や物が他とは一線を画すような上品さや美しさを持っている時に、この「気品」という言葉を使って、その特別さを表現することができるんだ。例えば、「気品のある物腰」っていう言葉の場合、その人の立ち振る舞いや話し方、人との接し方などが、とても上品で心地よく感じるものだってこと。
また、「気品の感じられる文章」の場合、文章がとても美しく、洗練されていて、読んでいる人の心に深く響くんだ。その文章には、言葉遣いが丁寧で、心のこもった言葉や表現があるんだよ。それによって、読む人は作者の心の美しさや気高さを感じることができるんだね。
だから、「気品」という言葉は、どこかしらから感じられる、人や物の上品で気高い様子や品格を表しているんだね。
気品(きひん)の使い方
気品(きひん)の例文
- 女王の気品のある物腰はさすがです。
- 気品のあるご婦人が座っている。
- 気品の高い作品です。
- 気品のある顔立ちをしている。
- 気品と威厳を持って年齢を重ねたい。
気品の文学作品などの用例
「気品」と「上品」「品格」との違いを解説
「気品」に似ている語に「上品(じょうひん)」「品格(ひんかく)」があります。
「気品」と「上品」の違いは?
「上品」は
①品質のよいこと。また、高級品。
②品格のあるさま。品のよいさま。また、味などの洗練されているさま。
という意味です。
「気品」は、気高くて上品な雰囲気をいいます。
対して「上品」は、品がよいことをいいます。
また、「上品」には、高級品や洗練された味という意味がありますが、「気品」にそのような意味はありません。
一方で、「上品」は、見た目や行動、または物の質などにおいて、洗練されていて品格がある様子を表しているんだ。例えば、食べ物が味わい深くて洗練されている場合や、人が行動や言葉遣いが優雅である場合に使われるよ。
一方で、「上品」はもうちょっと具体的に、人の言葉や行動、あるいはものの質が、すごいキレイで洗練されてるってことやろ。料理が絶品で味が洗練されてるとか、人がとても礼儀正しくて品のある振る舞いをするとかの場合に使うんやな。うーん、ちょいと似てるけど、一つは抽象的で、もう一つはもっと具体的な感じか。
「気品」と「品格」の違いは?
「品格」は、「その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。」という意味です。
「品格」と「気品」はほぼ同じ意味です。
しかし、「品格」は、その人の努力や日頃の行いによって身についた気高さや上品さをいいます。
対して「気品」は、どことなく上品で気高く漂う雰囲気をいいます。
一方、「品格」は、人や物が自然に示す気高さや上品さ、つまり、その存在全体から感じられる品位を指しているんだ。
そして、「品格」はな、その人や物全体から出てる、堂々とした上品さや気高さやな。見てると、あの人やあの物は本当に品があるなぁって思うんやろな。似てるけど、ちょっとした違いがあるんやな。
これは、外見や振る舞い、話し方などに表れて、周りの人々に好印象を与えるものなんだ。