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「虚実」の意味と使い方や例文!「虚実綯い交ぜ」「虚虚実実」とは?

【二字熟語】
虚実

【読み方】
きょじつ

【意味】
①実質・実体のあることと、ないこと。
②うそとまこと。虚構と事実。
③「虚虚実実」の略。

【類義語】
真偽、実否、真否など(第二義・文脈による)

「虚実」の意味を簡単にいうと

「虚実」は、文脈によって意味が異なる言葉です。

一般には、うそと本当、虚構と事実という意味で使われ、「噂の虚実を確かめる」「虚実を取り混ぜて語る」のように用います。

「虚実綯い交ぜ」とは

「虚実綯い交ぜ(きょじつないまぜ)」は、うそと本当、虚構と事実を混ぜ合わせることを表します。

「綯い交ぜ」は、異なるものを混ぜ合わせることです。

小説・回想・噂話などについて、「どこまでが事実か分からない」という意味合いで使われます。

「虚虚実実」とは

「虚虚実実」は「事実と虚構が混ざっていること」ではありません。

「虚」は相手の備えのすき、「実」は備えが堅いところを表し、相手の堅い所を避け、すきを狙いながら、互いに計略・駆け引きを尽くして戦うことを意味します。

「虚実」には「虚虚実実」の略としての用法もあるため、前後の文脈で意味を判断する必要があります。

「虚実」と「真偽」の違い

  • 虚実:虚構と事実、うそとまことの両方をまとめて表す
  • 真偽:真実か偽りかという二つの可能性・その判定

「情報の真偽を確かめる」と「話の虚実を確かめる」は近い意味で使えますが、「虚実」には実体の有無や「虚虚実実」の略という別の語義もあります。

「真贋」は類義語?

「真贋」は、本物と偽物という意味で、特に品物・作品などの真正性について使われます。

「虚実」と意味が近い場面はありますが、そのまま完全な同義語ではありません。

虚実(きょじつ)の例文

  1. その噂の虚実を確かめる。
  2. 事実と創作を虚実取り混ぜて描いた作品だ。
  3. 虚実綯い交ぜの話なので、資料との照合が必要だ。
  4. 証言の虚実を慎重に検討した。
  5. 両者は虚虚実実の駆け引きを繰り広げた。
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北澤篤史漢字熟語・二字熟語の専門家
漢字熟語・二字熟語の意味や使い分けを研究・解説する専門家。ことわざ学会理事、2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
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