【二字熟語】
仲間
【読み方】
なかま
【意味】
①一緒に物事をする間柄。また、その人。
②地位・職業などの同じ人々。
③同じ種類のもの。同類。
④近世、商工業者の同業組合。官許を得たものを株仲間といった。
【語源・由来】
江戸時代、商工業者の同業者の団体のことを「仲間」といった。独自の法をつくり、営業権の独占をはかった。幕府に公認されたものを株仲間という。
【類義語】
身内、味方、友達、同類、同僚、派閥
【対義語】
敵
仲間(なかま)の使い方
サッカー楽しそうだな。
仲間に入りたいの?
仲間に入れてくれないかな。
自分から入れてって言わないとだめよ。
仲間(なかま)の例文
- 山登りの仲間に加わる。
- 仲間意識が生まれる。
- 健太くんは、遊び仲間の一人だ。
- クジラは魚の仲間ではありません。
- 仲間外れは良くない。
「仲間」と「友達」「味方」「相棒」の違いは?
「仲間」に似ている語に「友達(ともだち)」「味方(みかた)」「相棒(あいぼう)」があります。
「仲間」と「友達」の違いは?
「友達」は、「互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。朋友 (ほうゆう) 。友。」という意味です。
「仲間」は、一緒に物事をする間柄という意味です。
「友達」は、互いに心を許し合って対等に交わっていることをいうので意味が違います。
「仲間」と「味方」の違いは?
「味方」は、
①対立するものの中で、自分が属しているほう。また、自分を支持・応援してくれる人。
②対立するものの一方を支持したり、応援したりすること。
③天皇の軍勢。官軍。
という意味です。
「仲間」は、一緒に物事をする間柄という意味です。
対して「味方」は、対立するものの中で自分が属しているほう。自分を応援してくれる人という意味なので、「仲間」とは意味が違います。
「仲間」と「相棒」の違いは?
「相棒」は、
①駕籠 (かご) やもっこなどを一緒にかつぐ相手。
②一緒に仕事などをする相手。仲間。パートナー。
という意味です。
「仲間」も「相棒」も、一緒に仕事などをする相手をいいます。
「相棒」は、上下の意識に関係なく一緒に仕事をする「仲間」という意味で使われます。