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「畏友」の意味と使い方や例文!「知己」「知音」との違いは?(類義語)

畏友の読み方・意味とは?(類義語)

意味

【二字熟語】
畏友

【読み方】
いゆう

【意味】
尊敬している友人。また、友人に対する敬称。

二字熟語の博士
「畏友」という言葉は、自分が尊敬する友人を指す言葉だよ。

また、友人に対する敬意を表す敬称としても使われるんだ。

助手ねこ
ああ、なるほどな。それは「尊敬してる友達」ってことやな。

また、友達に対して敬意を表すときにも使うんやな。

【語源・由来】
「畏」は「うやまい、かしこまる。」
「友」は「ともだち。」

【類義語】
同志

畏友(いゆう)の解説

カンタン!解説
解説

「畏友」っていう言葉は、尊敬している友人のことを指すんだよ。その友人は特に優れた才能や素晴らしい人格を持っていて、それに敬意を表して呼ぶときに使うんだ。

また、「畏友」は友人に対する敬称としても使われるよ。これは、友人を尊敬の念をこめて呼ぶための表現だね。

例えば、「畏友鈴木君」という文は、「尊敬する友人である鈴木君」っていう意味になるんだ。これは、その鈴木君という友人に深い尊敬の念を表しているんだよ。

畏友(いゆう)の使い方

健太
こちらが我が畏友である山田君だよ。
ともこ
健太くんがよく話題にするから初めて会った気がしないわ。
健太
言われてみれば、いつも山田君の話をしているかもね。
ともこ
山田君がどれだけすごい人か、いつも語っているわよね。

畏友(いゆう)の例文

例文
  1. 畏友であるともこちゃんは、京大に進学した。
  2. 僕の畏友健太くんが旅に誘ってくれた。
  3. ともこちゃんを畏友として尊敬していた。
  4. 健太くんは畏友であり、自慢の友達です。
  5. 畏友の健太くんは、類まれなる天才だった。

畏友の文学作品などの用例

  1. ・・・ェニュのごときは予が畏友の一人なり。ただ予は自殺せざりし厭世主義・・・ 芥川竜之介河童

  2. ・・・をすな。 今は亡き、畏友、笠井一について書きしるす。 笠井一。戸・・・ 太宰治狂言の神

「畏友」と「知己」「知音」の違いを解説

畏友」に似ている語に「知己(ちき)」「知音(ちいん)」があります。

「畏友」と「知己」の違いは?

知己」は、
①自分のことをよく理解してくれている人。親友。
②知り合い。知人。

という意味です。

畏友」も「知己」も友人という意味があります。

しかし「畏友」は、尊敬している友人をいいます。

対して「知己」は、特に親しい友人をいう点が違います。

また「知己」には、知人という意味がありますが「畏友」にその意味はありません。

二字熟語の博士
「畏友」という言葉は、尊敬する友人、または友人に対する敬意を表す言葉なんだよ。

一方、「知己」は、自分のことをよく理解してくれる人、つまり親しい友人を指すんだ。また、もう少し広い意味で、単に知り合いや知人を指すこともあるよ。

助手ねこ
あー、そやな。「畏友」っていうのは、尊敬してる友達や、友達に対して敬意を表すために使う言葉やな。

それに対して、「知己」はな、自分のことをよくわかってくれてる友達、つまり親友のことを言うんやな。でもな、知己って言葉はもっと広くて、知り合いや知人を指すこともあるんやで。

「畏友」と「知音」の違いは?

知音」は、
①互いによく心を知り合った友。親友。
②知り合い。知己。
③恋人となること。また、恋人。なじみの相手。

という意味です。

畏友」も「知音」も、友人という意味があります。

しかし「畏友」は、尊敬している友人をいいます。

対して「知音」は、互いによく心を知り合った友人をいう点が違います。

また「知音」には、知人、恋人という意味がある点が「畏友」と違います。

二字熟語の博士
「畏友」は、自分が尊敬している友人のことを指すんだ。その友人が自分にとって非常に大切で、尊敬の念を抱いているときに使う表現なんだ。

一方、「知音」は、互いに心を深く理解し合っている友人のことだよ。これは昔の話から来ていて、ある人がとても上手に琴を弾くことができたんだけど、その音を理解できる友人が亡くなってしまったときに、その人はもう琴を弾かない、と決めたんだ。それほどまでに心を理解し合っていた友人、それが「知音」なんだよ。

助手ねこ
そうか、それはつまり、「畏友」は自分がすごいと思って、敬ってる友達のことやな。

それに対して、「知音」は心の中までよ~くわかってくれる友達のことやな。ほんまに心を通じ合わせて、お互いのことを深く理解してる友達のことをいうんやな。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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